...その子に仰せられるには...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...異なことを仰せられるではないか...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...電話での応対などを如何に説明するかと仰せられるでもあろうが...
谷崎潤一郎 「細雪」
...鼻を斬って来いと仰せられるとは...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...と仰せられるのです...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...と仰せられると見て夢はさめた...
正岡子規 「犬」
...私は来世に行ってまであなたと愛し合いたいのだ」となつかしい調子で仰せられる...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...酔態に託してこう仰せられるのは戯れらしくはあったが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...「かえって二の宮のほうが将来の頼もしい良人(おっと)を得たというものだ」と法皇が仰せられると聞いたこともあったのに...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...「これ以上なお仰せられるなら...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...高氏どのと仰せられるのは?」「ええ...
吉川英治 「私本太平記」
...道誉」「何を仰せられる...
吉川英治 「私本太平記」
...仰せられるのは」「申すまい...
吉川英治 「私本太平記」
...御家中の渡辺天蔵と仰せられる僧形(そうぎょう)の者が...
吉川英治 「新書太閤記」
...ここの御亭主がよく仰せられるおことばにも――筑前は大気...
吉川英治 「新書太閤記」
...――かるがゆえに、吉水の上人が説きさとし給うところに従えば、いかなる職業の態(てい)にも、貴賤のすがたにけじめなく、ありのままに、いるがままの生活(くらし)の形にても、仏の御手(みて)は、本願へ導き給うぞかしと、仰せられるので、いと易い道であるがゆえに、道俗の男女(なんにょ)は、旱天(ひでり)に雨露をうけたように、ここへ息づきを求めてくるのであります」と説き、そして、「――あえて、私どもは、この教義をもって、旧教の聖道門へ対立するとか、または、勢力を植えるとか、そんな考えでは毛頭ないのです...
吉川英治 「親鸞」
...その誠にも変りがあると仰せられるのは...
吉川英治 「親鸞」
...ただ口伝えに仰せられるはずはない...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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