...私(わたくし)はおとなしく父(ちち)の仰(おお)せに服従(ふくじゅう)したまででございます...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...閣下の仰せの通りであります...
海野十三 「空襲警報」
...お言葉の通りでよろしい」と仰せられました...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...余は南院の堤より立谷川を隔てて山寺を仰ぎて以爲へらく...
大町桂月 「遊羽雜感」
...」キクちゃんも仰向けに...
太宰治 「朝」
...」「馬鹿なことを仰言い...
豊島与志雄 「月明」
...仰向(あおむ)く途端(とたん)に生きてるように見えた...
夏目漱石 「夢十夜」
...――喜田川三郎は何処(どこ)へ行ったと仰しゃるのですか...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...いつさいの信仰は廢つて...
萩原朔太郎 「宿命」
...土の中からそんなものを掘り出そうと仰っしゃるのじゃないでしょうねえ?」チチコフは...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...重盛 有り難き仰せ...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...健康な者には却(かえっ)て害になると仰(おっしゃ)ッたものヲ」トいう...
二葉亭四迷 「浮雲」
...仰向けに大の字に伸びて...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...ロックはいつてゐる、「我々の研究はそれ故に、我々の知識の起原、確實性及び範圍を研究し、それと共に信仰、意見及び承認などの根據竝びに程度等を研究する...
三木清 「認識論」
...朝田さんはなにも仰(おっ)しゃらなかったし...
山本周五郎 「ちくしょう谷」
...やや仰向(あお)に...
吉川英治 「私本太平記」
...逃(に)げ口上(こうじょう)を仰(おっ)しゃるのね」「憎い?」「そのまあ平気なお顔...
吉川英治 「新・水滸伝」
...御奉公を手伝うてもらいたいのじゃ」「手伝えと仰っしゃいますと」「又十郎も其方(そち)も...
吉川英治 「柳生月影抄」
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