...此書中に含まるる論文は故フレデリク・マイヤーズ――詩人として令名があるが...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...素人探偵として令名(れいめい)ある明智小五郎を訪ねて...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...文人画家として令名のあった奥村晴湖女史は...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...そのなかでも美人中の美人として令名一世を押しつけ...
谷譲次 「踊る地平線」
...およそ泥土(でいど)は決して令名を得るものではないけれども...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...小林勇は、名葬儀委員長として、既に令名がある...
中谷宇吉郎 「娘の結婚」
...教場内の令名に関わるのは無論であります...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...校長として令名(れいめい)を馳(は)せ...
野村胡堂 「楽聖物語」
...パリのあらゆる令名ある解剖学者たちから...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「マリー・ロジェエの怪事件」
...氏の令名を聞いて判官の職を与えんとしたが...
穂積陳重 「法窓夜話」
...父は子を知り子は父を辱しめざるの令名を博した人である...
穂積陳重 「法窓夜話」
...当時頗る令名のあった人である...
穂積陳重 「法窓夜話」
...現在桑港の交通部長として令名ある Charles Goff 警部が...
牧逸馬 「土から手が」
...「権力(けんりょく)を代表せられる令名(れいめい)高き閣下(かっか)は...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...小螺化石多く出るから小螺躍び出て地を崩したというはずのところノーヅツなる奇形化石に令名をしてやられて今もその谷穴をノーヅツと称う...
南方熊楠 「十二支考」
...私は令名サクサクな東京の奥さんなのですが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...我々があんなに骨を折って尋ね歩くあの令名を...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...全県下に於ける模範的の名校長として令名ある人物にして...
夢野久作 「少女地獄」
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