...「二目盆」を使って寿司を作る...
...旅行先で美味しい「二目酒」を飲んだ...
...「二目焼き」が得意な料理人に出会った...
...将棋の「二目」の石の配置の仕方が分からない...
...「二目返し」をすることで相手を翻弄できる...
...二目(もく)も三目も置いてゐるのです...
伊藤野枝 「妾の会つた男の人人」
...ポーニンには一目も二目もおいているらしい様子だ...
海野十三 「火薬船」
...なるほど船内は二目と見られない...
海野十三 「太平洋魔城」
...二目と見られぬ有様だ...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...御機嫌の悪い時は二目と拝まれないやうに存じまする...
薄田泣菫 「茶話」
...どうやらこちらが二目の勝ちのやうです...
太宰治 「右大臣実朝」
...いつでも二目(にもく)も三目(さんもく)も置いているはずだ)始終生活と関係のある親類というものも...
太宰治 「女生徒」
...満面膿(う)み爛(ただ)れて見る蔭もないその老婆は! 重症も重症二目と見られぬ癩病やみの...
橘外男 「仁王門」
...自分たちに一目も二目もおいて...
中里介山 「大菩薩峠」
...お銀様に対しては一目も二目も置いてかからなければ...
中里介山 「大菩薩峠」
...家中の者が一目も二目も置いて居ります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...三目でなきゃやはり無理ですね」「何目ぐらいの勝負で」「初めは二目の負...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...あつしが二目置かされる」「變な人間が揃つて居るんだな」「その三軒の長屋の前は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...二目(ふため)とは見られぬ様に...
正岡子規 「明治卅三年十月十五日記事」
...右の二目的たるや...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...トテモ凄惨で二目と見られた姿ではなかった...
夢野久作 「S岬西洋婦人絞殺事件」
...二目(ふため)とは覗かれない程に淒惨なものであるが...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...旁(かたがた)曹操すら一目も二目もおく者と聞けばこそ...
吉川英治 「三国志」
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