...「彼は大兄 で、弟は二男だった」...
...浅野は宮城県涌谷町の呉服屋の二男であったが...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...」庄治は庸三の二男であった...
徳田秋声 「仮装人物」
...十月、二男が生れる...
外村繁 「澪標」
...有二男弟一、佐治レ國といへるは、景行天皇を指し奉る者なるべし...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...村長の二男坊から...
火野葦平 「花と龍」
...「それはいずれ取壊(とりこわ)そうと思っていますが……」と不二男さんは言って...
堀辰雄 「朴の咲く頃」
...「あそこにその日向さんのお家があったの?」「そうです」と不二男さんがそれを引きとって言った...
堀辰雄 「朴の咲く頃」
...利章は福岡の邸から女房と二男吉次とを主家へ人質に出し...
森鴎外 「栗山大膳」
...中にも名高いのは和泉(いづみ)の中瑞雲斎(なかずゐうんさい)で、これは長男克己、二男鼎、三男建と共に入牢した...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...小学六年の二男の久...
山本周五郎 「青べか物語」
...小松さまにはご二男がおありですし...
山本周五郎 「菊屋敷」
...そのまえに召集されていた二男が...
山本周五郎 「季節のない街」
...同じ家中で松田弥兵衛(やへえ)という者の二男を養子にきめた...
山本周五郎 「日本婦道記」
...長子格之助、二男金三郎、格之助の嫁なみ女、裾のほうには妻の愛していた婢頭(はしたがしら)そよもいた...
山本周五郎 「日本婦道記」
...御厩奉行の二男である丙午は...
山本周五郎 「百足ちがい」
...堀内大助は惣左衛門の二男で...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...十三歳加悦村浄福寺に養はれて住職禮道の二男となる...
與謝野禮嚴 「禮嚴法師歌集」
...常陸源氏の嫡子や二男三男らが手を下すならば...
吉川英治 「平の将門」
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