...「彼は大兄 で、弟は二男だった」...
...この方面に多少明るい某というやはり伯爵の二男が昔学友であった因縁(いんねん)から...
海野十三 「すり替え怪画」
...萩原君はそこの二男か三男で...
田山花袋 「『田舎教師』について」
...二男の生れた西荻窪の家...
外村繁 「夢幻泡影」
...三國志が本亦以二男子一爲レ王といへるは...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...その間にヘロデは先妻の産んだ長男と二男を殺し...
野上豊一郎 「処女の木とアブ・サルガ」
...本家の二男三男は...
久生十蘭 「金狼」
...二男と三男は泰文の望みどおりに持仏堂の下の墓へ入った...
久生十蘭 「無月物語」
...と不二男さんもすすめるので...
堀辰雄 「朴の咲く頃」
...」そこも管理している不二男さんがそう言いながら...
堀辰雄 「朴の咲く頃」
...第17回金吾金太敏行警備員一二男一二三女一二警官老爺老婆中年男中年女通行人三十男別の男男警防団員一二三いきなり空の一角にブーンと遠い爆音があって...
三好十郎 「樹氷」
...三女と二男は六条院の花散里(はなちるさと)夫人が手もとへ引き取って世話をしていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...庄吾満之助 中老角左衛門の三男巻野主税(ちから)別家遠江守康時の五男椙村(すぎむら)半三郎 側用人半太夫の二男そのほかには「赤」とか「かんぷり」とか「ずっこ」などいうあだ名が記憶にあるが...
山本周五郎 「菊千代抄」
...分家に当る亀屋伊兵衛の二男で...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...弾正大弼治憲(だんじょうたいひつはるのり)は高鍋藩秋月家(たかなべはんあきづきけ)の二男にうまれ...
山本周五郎 「日本婦道記」
...御厩奉行の二男である丙午は...
山本周五郎 「百足ちがい」
...故政宗の第九子に当る安房宗実(あわむねざね)の二男...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...丹後国与謝郡加悦村の里正細見氏の二男に生れき...
與謝野禮嚴 「禮嚴法師歌集」
...二男の袁煕(えんき)や甥の高幹(こうかん)も...
吉川英治 「三国志」
便利!手書き漢字入力検索