...二の次にしてください...
海野十三 「爆薬の花籠」
...女賊を逃がしたことなどは二の次にして...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...こうみえても歴乎とした官吏だなんてことは二の次にしても...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...それを二の次にしてしまって...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...火事場泥棒の如きかかる輩(やから)は芸者を口説くにも容貌や芸なぞは二の次にして金まはりのよささうな女にねらひをつけ...
永井荷風 「桑中喜語」
...物を盗むのを二の次にして...
中里介山 「大菩薩峠」
...弥之助はこの湯が好きなので宿の内湯等は二の次にして此所であたたまる事を楽しんで居た...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...コンナ事の詮索(せんさく)は先(ま)ず二の次にして...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...彼らの所業の善悪は二の次にして...
牧野信一 「鬼涙村」
...彼等の所行の善悪は二の次にして...
牧野信一 「鬼涙村」
...いろけは二の次にしての話だ...
山本周五郎 「初蕾」
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