...ピザを焼くときは、九十度のオーブンに入れてね...
...私は彼女を見ると、背筋が九十度になる...
...正方形の角度は全部で九十度...
...段差があるので、足首を九十度に曲げて歩いた...
...ヨガのポーズで、手足を九十度に開く運動がある...
...日中は家の中(うち)でさへ九十度に上る...
石川啄木 「鳥影」
...炎天九十度の物干から...
泉鏡花 「薄紅梅」
...つまり左へ九十度廻すのである...
海野十三 「暗号の役割」
...九十度横に曲ったまま...
海野十三 「宇宙尖兵」
...丁度(ちょうど)鎖(くさり)の環(わ)のように互いに九十度に結合して...
海野十三 「共軛回転弾」
...ほとんど九十度をなして交(まじわ)る方向だった...
海野十三 「省線電車の射撃手」
...そして氷点下百九十度に冷凍され後...
海野十三 「人間灰」
...九十度近い暑い日が脳天からじりじりと照りつけた...
田山花袋 「一兵卒」
...九十度にも上る日がある...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...午後二時の温度が九十度を越す日もあった...
豊島与志雄 「掠奪せられたる男」
...午後机上の寒暑計九十度を示す...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...双方共寝た時の姿勢より九十度はたしかに廻転している...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
......
樋口一葉 「われから」
...たとえ九十度圏のまわりを...
久生十蘭 「南極記」
...昨日と今日は室内でも九十度を超へたのだからね――などゝ話合ひ...
牧野信一 「舞踏学校見物」
...二階の机の上の寒暖計はきっちりと九十度です...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...九十度の処へ八時間置かなければなりません...
村井弦斎 「食道楽」
...(十二月八日)地中海コロムボを立つてから数日の間海水は猶(なほ)九十度の温(おん)を持つて居た...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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