...昨日は丸一日寝て過ごした...
...旅行で丸一日観光する予定だ...
...会議が丸一日続くことになった...
...彼は丸一日トイレにこもっていた...
...丸一日勉強して試験に臨んだ...
...わたしは棉入(わたいれ)を著て丸一日火の側(そば)にいて...
魯迅 井上紅梅訳 「孔乙己」
...そうしてこの敵同士は丸一分間もそのままの姿勢で...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...もう丸一年にもなる...
大杉栄 「新しき世界の為めの新しき芸術」
...どうしたって丸一日休まずには置かないのだろう...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...丸一年間もの「慎重」な審議の揚句...
戸坂潤 「社会時評」
...小銃の弾丸一発といえども...
中里介山 「大菩薩峠」
...五それから丸一日経ちました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...丸一日経っても「足の勇」は戻って来ません...
野村胡堂 「呪の金剛石」
...丸一日半をおいた十七日の朝...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...どうしたって丸一疋のままで持って行けるわけはないとすれば...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...丸一食堂といふのから奇怪な支那めしをとって食ひ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...丸一社中が花籠に...
正岡容 「寄席行燈」
...死んだ先代の丸一小仙...
正岡容 「わが寄席青春録」
...そいつが事件後丸一年目に或る芸妓(げいしゃ)のヒドイ近眼のお蔭で的確に足が付いた...
夢野久作 「近眼芸妓と迷宮事件」
...法螺丸一流の悪魔のような理解力と...
夢野久作 「近世快人伝」
...ちょうど丸一個月前の事で...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...この龍巻の息のねのあるうちは、きっと、あの伊那丸と小幡民部の野郎を、取ッちめずにはおかねえつもりだ」「そうか……」と、呂宋兵衛(るそんべえ)は、聞きおわって、「してみれば、伊那丸一族は、この呂宋兵衛にも、龍巻にとっても、遺恨(いこん)のつもりかさなるやつ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...――三等出仕の烏丸一郎を救援のためにであった...
吉川英治 「日本名婦伝」
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