...昨日は丸一日寝て過ごした...
...旅行で丸一日観光する予定だ...
...会議が丸一日続くことになった...
...彼は丸一日トイレにこもっていた...
...丸一日勉強して試験に臨んだ...
...この日藍皮阿五は丸一日来なかった...
魯迅 井上紅梅訳 「明日」
...もう丸一年にもなる...
大杉栄 「新しき世界の為めの新しき芸術」
...須彌小二彈丸一...
大町桂月 「獨笑記」
...弾丸一発が何千円もかかる...
丘浅次郎 「戦争と平和」
...丸一年も精根をからしてやったものです...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...もう渡波から此所に来てゐる虎丸一行御宿の大きな立札が出てゐる...
高村光太郎 「気仙沼」
...城の方では法師丸一人だけであった...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...小銃の弾丸一発といえども...
中里介山 「大菩薩峠」
...生憎(あいにく)丸一年勤めているのが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...三それから丸一日...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...――どこの家も庭先から家ぢうが見通される態の至つて開放的な建築で斯んな離室を持つた家は七郎丸一軒であつた...
牧野信一 「心象風景(続篇)」
...これは巴家寅子、丸一小仙の役人、海老蔵の墨染、小亀の角兵衛獅子という贅沢な顔づけがわけもなくありがたかった...
正岡容 「随筆 寄席風俗」
...そして戦争は一日にして数ヶ月の労作と丸一年の資源を破壊し得よう1)...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...丸一年半という重く苦しかった時を経て...
宮本百合子 「ある回想から」
...法螺丸一流の悪魔のような理解力と...
夢野久作 「近世快人伝」
...ちょうど丸一個月前の事で...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...ちょうど丸一年目の日附ですね」私がこう云って振り返った……その瞬間に変化した若林博士の表情の恐ろしかった事……それは...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...併し又世上にはこの外交上の大難問題を丸一(まるいち)の大神楽(だいかぐら)の如く自由に操縦して...
夢野久作 「謡曲黒白談」
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