...この頃天(あめ)が下に並びない繁華の土地がらゆゑ...
芥川龍之介 「きりしとほろ上人伝」
...天(あめ)が下に並びない大剛の大将と承つた...
芥川龍之介 「きりしとほろ上人伝」
...自体それがしは今天が下に並びない大剛の者を尋ね出いて...
芥川龍之介 「きりしとほろ上人伝」
...舞(まい)も洛中に並びないが...
芥川龍之介 「俊寛」
...父と云う人は嘗(かつ)ては五奉行の一人として天下に並びない権勢を謳(うた)われ...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...これは並びない美人であったから...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...権威並びない地位にあった...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...あの北の方は並びない器量のお人で...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...女御として藤壺の宮の御寵愛(ちょうあい)が並びないものであったから対句のように作って...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...誰かこの並びない仕事を守ってやる者はないか...
柳宗悦 「全羅紀行」
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