...あれは恋敵の高松半之丞に違いない...
海野十三 「くろがね天狗」
...それを菊之丞が何(ど)ういふかは幕内の面白い問題となつてゐた...
薄田泣菫 「茶話」
...真箇(ほんと)の神様は在るぞ」総之丞は眼を円くした...
田中貢太郎 「海神に祈る」
...」と海老之丞(えびのじょう)は力(ちから)なくいいました...
新美南吉 「花のき村と盗人たち」
...安倍の家は立ちどころに断絶だ」若くて御小姓組御番頭に出世した丹之丞は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...栄之丞の前に手を仕(つか)へて...
正岡容 「吉原百人斬」
...雪之丞が顔をあげて...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...もうすっかり滝夜叉(たきやしゃ)の出の支度をしていた雪之丞は...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...二雪之丞は、あたりを見廻わすような闇太郎の目つきに答えて、「今夜は珍しく、お師匠さんも、鍋島さまのお留守居のお招きで、お出かけ――隣は空間(から)でござります」闇太郎は、うなずいて、一膝すすめて、「実はな、あれから、直ぐに、お初のところへ押して行き、一通り理解しようとしたが、知っての気性、ああいえばこう――(ね)じまがったことのみいうので、仕方がねえから、一先ず、陣を退き、今夜あらためて策を立てて、あいつを誰も知らねえところに、押し込めてしまったゆえ、当分はまず安心しなせえ」「まあ、では、どこぞ遠くへでも――」いくらか、ホッとしたように、しかし眉をひそめるように、雪之丞は目をみはった...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...ほんとうに怖気(おじけ)をふるっているのかねえ――」――雪之丞...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...久米之丞は大刀の切ッ先をそこへ向け...
吉川英治 「江戸三国志」
...丞相直筆の告文を出して...
吉川英治 「三国志」
...介錯人の市之丞も...
吉川英治 「新書太閤記」
...こうして、法月弦之丞は、いよいよ江戸へ着いたのである...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...ふたたび疲れた弦之丞を危地へ誘い込もうとする...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...笄(こうがい)でもお貸し下さいまし」弦之丞は...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...弦之丞としては、そのお千絵をまだまったくの廃人とは思っていない...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...賛之丞のいる部屋へ寄った...
吉川英治 「八寒道中」
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