例文・使い方一覧でみる「丞」の意味


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...半之は誰に聞いて見ても...   半之丞は誰に聞いて見てもの読み方
芥川龍之介 「温泉だより」

...表玄関からはいってきた新之の声をききつけると...   表玄関からはいってきた新之丞の声をききつけるとの読み方
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」

...一寸足を合せて見て下さるまいか」金之は不氣味さうでしたが...   一寸足を合せて見て下さるまいか」金之丞は不氣味さうでしたがの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...親分さん」金之も漸(やうや)くホツとした樣子です...   親分さん」金之丞も漸くホツとした樣子ですの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...安倍丹之は谷中の屋敷に歸りました...   安倍丹之丞は谷中の屋敷に歸りましたの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...ガラツ八の手紙に書いてある“土”がこれを指すのだつたら?――中身は思はず伸上つて皆川半之の浪宅のあたりを見やりました...   ガラツ八の手紙に書いてある“土”がこれを指すのだつたら?――中身は思はず伸上つて皆川半之丞の浪宅のあたりを見やりましたの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...中村菊之の愛弟子(まなでし)雪之――生れついての河原(かわら)者ではなかった...   中村菊之丞の愛弟子雪之丞――生れついての河原者ではなかったの読み方
三上於菟吉 「雪之丞変化」

...幕を開けようと思っていたのじゃな?」雪之は...   幕を開けようと思っていたのじゃな?」雪之丞はの読み方
三上於菟吉 「雪之丞変化」

...雪之も、つい今し、間柄(まがら)をあしらったように、軽くは、動かぬ...   雪之丞も、つい今し、間柄をあしらったように、軽くは、動かぬの読み方
三上於菟吉 「雪之丞変化」

...雪之の、五体から発散する、微妙精美な光の糸のようなものに、ますます縛呪(ばくじゅ)されてしまって、身じろぎが出来ないのだ...   雪之丞の、五体から発散する、微妙精美な光の糸のようなものに、ますます縛呪されてしまって、身じろぎが出来ないのだの読み方
三上於菟吉 「雪之丞変化」

...いったい相のご陣地には今...   いったい丞相のご陣地には今の読み方
吉川英治 「三国志」

...相の大才は、とうていおわかりになるまい」「いやいや、僕の偏見よりは、かえって、中央の都府文化に心酔し、それを万能として、天下を見ている人の主観には、往々、病的な独善がある...   丞相の大才は、とうていおわかりになるまい」「いやいや、僕の偏見よりは、かえって、中央の都府文化に心酔し、それを万能として、天下を見ている人の主観には、往々、病的な独善があるの読み方
吉川英治 「三国志」

...彼は相たる心の一面では...   彼は丞相たる心の一面ではの読み方
吉川英治 「三国志」

...そこへ、潮田又之が、逃げた駕籠屋を連れもどして来た...   そこへ、潮田又之丞が、逃げた駕籠屋を連れもどして来たの読み方
吉川英治 「新編忠臣蔵」

...弦之一箇の立場はまた別だ...   弦之丞一箇の立場はまた別だの読み方
吉川英治 「鳴門秘帖」

...弦之には尊い一つの体験がある...   弦之丞には尊い一つの体験があるの読み方
吉川英治 「鳴門秘帖」

...――弦之は禁じ得ぬ微苦笑を笠のうちに隠して...   ――弦之丞は禁じ得ぬ微苦笑を笠のうちに隠しての読み方
吉川英治 「鳴門秘帖」

...――弦之は天蓋(てんがい)をこなたに透(す)かして...   ――弦之丞は天蓋をこなたに透かしての読み方
吉川英治 「鳴門秘帖」

「丞」の読みかた

「丞」の書き方・書き順

いろんなフォントで「丞」


ランダム例文:
左端   建徳   浮かない様子  

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