...或る偉大なる不可説なる物を感じた...
アルチバシェッフ・ミハイル・ペトローヴィチ Artsybashev Mikhail Petrovich 森林太郎訳 「死」
...作歌に従うものは、この不可説なる、融合統一力の依て起る神意を考うべきである...
伊藤左千夫 「歌の潤い」
...不可説だ...
田山録弥 「西鶴小論」
...不可説である...
田山録弥 「自からを信ぜよ」
...スチルネルの方では簡単に「不可説」で解決をつけている...
辻潤 「自分だけの世界」
...不可説の事なり」とある...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...弥陀のちかひのゆへなれば不可称不可説不可思議の功徳はわきてしらねども信ずるわがみにみちみてりという二種の和讃はこの趣を現わすであろう...
三木清 「親鸞」
...不可説にして必然な心が養成せられた...
アンリ・ド・レニエエ Henri de Regnier 森林太郎訳 「不可説」
...不可説の瞬間がある...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
便利!手書き漢字入力検索