...ありったけの階段を上ったり下りたり...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「小夜啼鳥」
...動いたり何かする為起き上ったりする度ごとに...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...それでも汽船の横で上ったり下ったりしている小舟を見た時には...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...気にしていた連中は窓に寄ったり、屋根に上ったり、または望遠鏡を持出して、その月の面を眺めたのであった...
海野十三 「火星兵団」
...上下に自由に上ったり...
海野十三 「少年探偵長」
...気持がいいと蒲団の上に起き上ったり...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...女はいそいそと立ち上ったりはしないで...
高見順 「いやな感じ」
...一丈に余る竹竿を杖に庭の松の樹の梢より高く跳ね上ったり...
谷崎潤一郎 「金色の死」
...帰って来る迄(まで)は何度でも、二階へ上ったり、裏口へ廻(まわ)ったり、往来へ出たりして呼び立てる...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...消えかけたり燃え上ったりしながら...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「追放されて」
...その抽斗が開(あ)けられたり閉(し)められたりする時に抽斗の微分子が諸君の鼻の中を舞い上ったり諸君の咽(のど)を舞い下ったりするのである...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...靴の底がすり切れるまでほうぼうの事務所の階段を上ったり下ったりしました...
コナンドイル Arthur Conan Doyle 三上於莵吉訳 「株式仲買店々員」
...上ったり下ったりしているのか...
中里介山 「大菩薩峠」
...寒暖計のように上ったり下ったりするのです...
夏目漱石 「私の個人主義」
...日に幾度も梯子(はしご)段を上ったり降りたりしている...
林芙美子 「新版 放浪記」
...階段を上ったり降りたり...
久生十蘭 「三界万霊塔」
...上体を一寸捩るような形はまだ妙に筋がつれて出来ませんがベッドから下りたり上ったりすっかり自分の力でやれます...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...浮き上ったり沈み込んだりする...
夢野久作 「ココナットの実」
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