...三番叟(さんばそう)...
淡島寒月 「凧の話」
...先づ吉例「夷舞はし」と「三番叟」から始めて...
竹内勝太郎 「淡路人形座訪問」
...式三番叟を何十年ぶりかで見た...
種田山頭火 「行乞記」
...三番叟(さんばそう)は早や済んで居た...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...三番叟(さんばそう)を舞うような身ぶりで舞いはじめました...
中里介山 「大菩薩峠」
...お星さんの家お星さんの家(うち)はお空の 上にお空の 上のお星さんの 家に小窓が一つ小窓の かげにお星さんは ねててあかりを つける小窓の かげにあかりが つくとお星さんの 家はぴかりと 光る新おとぎ唄(その二)三番叟――蜆の貝――かげ弁慶――だまり虫家(うち)にゐると三番叟(さんばさう)外へ出ると蜆(しじみ)の貝蜆の貝なら煮てたべな...
野口雨情 「未刊童謡」
...あちきは『さらし三番叟(さんばそう)』の所作だけで身体が暇なものでございますから...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...三番叟(さんばそう)への鈴音は迫真のなかにさんさんとふりそそぐ春の日...
正岡容 「随筆 寄席囃子」
...その他能楽の始めに翁(おきな)を演ずるに倣(なら)ひて芝居にても幕初めに三番叟(さんばそう)を演ずるが如き...
正岡子規 「病牀六尺」
...つい近年まで農家などで愛された「三番叟釜(さんばそうがま)」などを見ますと...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...この形の鈴は三番叟(さんばそう)の舞ぐらいにしか今はもう見られないが...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...越後獅子と三番叟(さんばそう)がいとも賑やかに再生する...
山本笑月 「明治世相百話」
...三番叟(さんばそう)が大変...
山本笑月 「明治世相百話」
...この三番叟のお礼は村から米二俵がお定まりとある...
山本笑月 「明治世相百話」
...最初が福助の口上から三番叟...
山本笑月 「明治世相百話」
...芝居で云うたらアヤツリ三番叟(さんばそう)や...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...三番叟(さんばそう)という舞の中に限って使うに過ぎない...
夢野久作 「能とは何か」
...三番叟(ばそう)から観る客は...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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