例文・使い方一覧でみる「一本道」の意味
スポンサーリンク...余は……」南西太平洋軍総司令官「それはもちろん比島奪回の一本道だ」七艦隊司令長官「それに反対する」太平洋艦隊司令長官「すると日本本土攻略（こうりゃく）の方だな」七艦隊司令長官「まあ... 
海野十三 「諜報中継局」
...もっとも尾根伝いの一本道とは云っても...
大阪圭吉 「白妖」
...あなたは一本道にお進みなさい」と仰せられました...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...車の通れぬ急な坂をば鮫ヶ橋谷町（たにまち）へ下（お）り貧家の間を貫く一本道をば足の行くがままに自然（おのず）とかの火避地に出で...
永井荷風 「日和下駄」
...「ホホホホ解りませんか」「しかし若いうちは随分御読みなすったろう」余は一本道で押し合うのをやめにして...
夏目漱石 「草枕」
...一本道なら初さんなんどを頼りにしなくっても...
夏目漱石 「坑夫」
...真暗い空洞の中の一本道を椋鳥に云はれたやうに歩いて行きました...
野口雨情 「仲のわるい姉妹」
...それとも暗くて見えなかったのか」「あの辺は海沿いの一本道でさ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...池の端の一本道で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...（行きかける）文太郎 こいつは一本道だったな...
長谷川伸 「中山七里 二幕五場」
...大炊介の田地と住居のある上の入谷津まではここも石高の一本道で...
久生十蘭 「うすゆき抄」
...この一本道の両側だけ昔からの家々がのこされて...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...二十五丁のところ一本道をゆきました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...一本道に益複雑な景観が加り変化が含蓄されるわけで...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...瓦焼場の煙渦巻く瓦町を抜けて太宰府へ通う田圃（たんぼ）の中の一本道の東側...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...やはり数学の問題を考え考え一本道を近付いて行くと...
夢野久作 「木魂」
...あとは人穴城（ひとあなじょう）の地下洞門（ちかどうもん）のなかまで三十三町一本道でいけますのじゃ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...ご城下へは一本道だが...
吉川英治 「神州天馬侠」
便利！手書き漢字入力検索