...だがそのムッとするのが...
海野十三 「疑問の金塊」
...ムッとするような...
江戸川乱歩 「黄金豹」
...ムッとする暖かさであった...
江戸川乱歩 「影男」
...臆病そうに幾度か頭を下げながら穢(きたな)いムッとする様な杉皮葺(ぶき)の豚舎へ案内しました...
大阪圭吉 「とむらい機関車」
...列車内はスチームの熱気でムッとする程の暖さだった...
大阪圭吉 「花束の虫」
...汗(あせ)と白粉のムッとする体臭(たいしゅう)にむせていると...
田中英光 「オリンポスの果実」
...ムッとする草の匂い...
田中英光 「箱根の山」
...虫けらみたいな……ラネーフスカヤ (ムッとするが...
アントン・チェーホフ 神西清訳 「桜の園」
...ちっとは儲(もう)かるか」「儲かると言わんすのは……」小野川はムッとする...
中里介山 「大菩薩峠」
...またあなた方が人とつきあうにしても、人がいやな気に障(さわ)るようなことを言う、少しムッとする...
新渡戸稲造 「人格の養成」
...ムッとするような陰惨さ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ムッとする土の匂いも...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...キャラコさんは、ムッとする...
久生十蘭 「キャラコさん」
...ムッとするように粗悪な煙草が濠々とたちこめていた...
久生十蘭 「墓地展望亭」
...ムッとするような体臭と人いきれと...
久生十蘭 「墓地展望亭」
...冷房が無いからムッとする暑さ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...ムッとする位新しい東京気分を作りつつあるので...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...ムッとするような草いきれの広野を...
吉川英治 「江戸三国志」
便利!手書き漢字入力検索