...數秒の間おなじ背景の前におなじ姿勢(ポーズ)をして立つてゐても...
竹久夢二 「砂がき」
...これも西洋直輸入のギコチないポーズで撮れてゐる...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...小さな姐御を気取ったポーズが見事に崩され...
富田常雄 「刺青」
...少し斜に構へて兩手を開いたポーズは...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...見立て三十六歌仙(かせん)の在五中将(ざいごちゅうじょう)が借金の言い訳を考えているといった姿態(ポーズ)です...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...胸のあたりに手を泳がせたお極(きま)りのポーズで...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...片袖をくわえたポーズは...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...氣取つたポーズで外へ出てしまひました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...そのポーズの背後に潜んでゐる「優しくいぢらしいセンチメント」とは...
萩原朔太郎 「小説家の俳句」
...秋川のプロポーズを受入れれば...
久生十蘭 「あなたも私も」
...官僚の俗悪なポーズになり...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...その都度空中に様々なるポーズを描出した...
牧野信一 「鬼涙村」
...さうしたポーズで半日も一日も楽々としてゐられたといふことは...
牧野信一 「「三田文学」と巌谷夫人」
...ぐざりとして腰をねじくったポーズを今に到っても立て直せず...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...シンから底までそのポーズに見えるものが中野の正体なのか...
三好十郎 「恐怖の季節」
...一体どこを向いているのであろうかと人に思わせるようなポーズで詩を見ていては...
山之口貘 「つまり詩は亡びる」
...私はこのポーズが嫌いである...
横光利一 「欧洲紀行」
...默つてポーズしてゐればよろしい...
吉川英治 「折々の記」
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