...ポマードで固めた長髪を奇妙に振りながら...
海野十三 「鞄らしくない鞄」
...ポマードを惜気もなく使った長髪...
海野十三 「心臓盗難」
...頭はきちんとポマードで固めて...
海野十三 「すり替え怪画」
...少しポマードをつけ過ぎてはいるようでしたが...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「耳香水」
...インク、紙、ペン、頭のブラシ、着物のブラシ、鏡、石鹸、スポンジ、ポマード、タオル、巻煙草、葉巻、刻み煙草というように、普通の人間の日常要るものは大がいならべてある...
大杉栄 「日本脱出記」
...ポマードを顔にまで塗ってるみたいな男だ...
太宰治 「正義と微笑」
...頭髪をきれいにポマードで光らせ...
豊島与志雄 「朝やけ」
...だいたいあのポマードがおかしいのです...
豊島与志雄 「男ぎらい」
...その上ポマードの臭いと犬の臭いと一緒になると...
豊島与志雄 「男ぎらい」
...ぴかぴか光ってるポマードの髪が...
豊島与志雄 「男ぎらい」
...倉光さんのポマードの髪がぴかりと光りました...
豊島与志雄 「男ぎらい」
...ポマードをぬった髪...
豊島与志雄 「蛸の如きもの」
...縮れた髪に香油(ポマード)をべっとりと塗り付けて...
中島敦 「南島譚」
...褐色の髪にベトベトにポマード附けた女の頭が...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...安いポマードや水白粉のやうなものを仕入れて来て...
林芙美子 「朝夕」
...ポマードをつけた黒い髪の...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...ポマードだらけの毛髪を振り乱したまま真青になって自分の周囲を見まわした...
夢野久作 「女坑主」
...ポマードで無理に寝かせつけられて...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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