...その上に大きな金色のペン先がとりつけてある...
海野十三 「暗号数字」
...察するところペン先の広告看板なのであった...
海野十三 「暗号数字」
...ペン先の看板の裏に書かれた x=□□□□□□の□□□□□□こそ...
海野十三 「暗号数字」
...実に不思議なペン先の看板だ...
海野十三 「暗号数字」
...小さい名刺入の函に残つてゐる乏しいペン先は...
鈴木三重吉 「桑の実」
...製図用のペン先を使ふ事にかけては...
薄田泣菫 「茶話」
...糸よりも細く字の書ける特製のペン先...
太宰治 「斜陽」
...私のペン先はもうしどろもどろなのだ...
林芙美子 「新版 放浪記」
...彼は茫然として万年筆のペン先を視詰める...
原民喜 「火の踵」
...さつき視詰めたペン先がふと眼の前にちらつく...
原民喜 「火の踵」
...そのペン先が「岡村純太郎」と書いたのを見ると...
牧野信一 「痴想」
...待ち構へてゐた無数のペン先は...
牧野信一 「妄想患者」
...夜見の酒倉の二階にペン先を戻さうならば...
牧野信一 「夜見の巻」
...ペン先を見詰めてゐたところ...
牧野信一 「私の万年筆」
...而もごく欲しいものとしてはヒンクスのペン先...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...大宇宙の神秘をペン先に飜弄しつくして...
夢野久作 「甲賀三郎氏に答う」
...……たとえば赤インキを附けたペン先をジッと見詰めているうちに何故ともなく横に在る女優の写真の眼玉に...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...ペン先で二三度突つき...
夢野久作 「涙のアリバイ」
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