...実はここにニヒリスティックな或いは又アナーキスティックな卓抜さがあるのであって...
戸坂潤 「思想としての文学」
...相変らずその眼は不愛想でニヒリスティックではあったが...
西尾正 「放浪作家の冒険」
...それと情死しようとするニヒリスティックなエロチシズムで...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...そしてこのニヒリスティックな人生観から...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...或るニヒリスティックな権力感で...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...権力感情のニヒリスティックな反動である...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...この逆説なニヒリスティックの情熱に存するのだ...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...それは自身のうちにあるニヒリスティックなものをただかこうとしたという作品ですが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...ニヒリスティックな小説を五つ六つ書いた末に不意に「進歩的」になっちゃって共産党に入党した作家や...
三好十郎 「恐怖の季節」
...日本に昔も今も存在しているニヒリスティックな傾向の中に...
三好十郎 「恐怖の季節」
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