...四人そろってジャブジャブと水の中に入った...
石川欣一 「比島投降記」
...ジャブジャブと水の中を歩いて...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...ジャブジャブと水の中へ足を突っ込んだ...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...ジャブジャブ云う音がふいと止まって...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...又水の音を盛んにジャブジャブと立て始めた...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...最後にパンジャブへ帰ってきて...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「曲れる者」
...お醤油だってジャブジャブつかって...
林芙美子 「お父さん」
...その氷小豆の上から、ミルク(牛乳のところもあるが、コンデンスミルクを溶いたものが多い)を、ジャブジャブと、かけたもの...
古川緑波 「氷屋ぞめき」
...今年は犬のお正月犬さん大そうよろこんで初日の出をば拝みて「ヤァお目出度う」ワンワンワン花の咲き出す春の頃梅桃桜花見して犬さん酒にほろよひで三味線ひいてワンワンワン暑い/\と夏くれば海水浴としゃれ出して犬さん浜べでジャブ/\ と一生懸命泳ぎ出す雪ふり積る冬の頃犬さん中々元気よく町の中をばとびまはり「お正月来い」ワンワンワン...
槇村浩 「犬の一年」
...西北インドの俗信にジャッカル額に角あるはその力で隠形の術を行うこれを截(き)り取りてその上の毛を剃って置くとまた生えると(一八八三年『パンジャブ・ノーツ・エンド・キーリス』三頁)...
南方熊楠 「十二支考」
...またインドパンジャブ州の俚談に雄雀年老いたるが若き雌雀を娶り...
南方熊楠 「十二支考」
...その蛇盲となると(『パンジャブ随筆問答雑誌』一)...
南方熊楠 「十二支考」
...パンジャブ辺でも邪視を防ぐの具で...
南方熊楠 「十二支考」
...坑内で水の音がジャブジャブと激しくしたと思うと...
宮嶋資夫 「恨なき殺人」
...あすこにホンの十坪ばかりを囲って水を入れてジャブジャブひっかきまわしていたんだ...
三好十郎 「樹氷」
...まだ落してない垢(あか)臭い湯の中に頭と顔を突っ込んでジャブジャブと洗い上げ...
夢野久作 「女坑主」
...裾(すそ)をくくり上げてジャブジャブと渡渉(としょう)するには手頃な流れです...
吉川英治 「江戸三国志」
...流るる駕籠をジャブジャブと追(お)いかける...
吉川英治 「神州天馬侠」
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