...後年成長して馬琴と北斎との絵に絡まるエピソードを知るようになって...
上村松園 「幼き頃の想い出」
...『八犬伝』には幾多の興味ある挿話(エピソード)がある...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...尚(なお)今回の壮挙(そうきょ)のエピソードといたしまして...
海野十三 「独本土上陸作戦」
...そうしてその題下に「構成モンタージュ」「場面(景)のモンタージュ」「插話(エピソード)のモンタージュ」等の小区分を設けているのである...
寺田寅彦 「映画芸術」
...独房の一つのエピソードを特色ある筆致で書きこなした氏の才能には...
豊島与志雄 「性格を求む」
...ずいぶん際どいエピソードも...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...わたしはあのエピソードに到達するまでの伏線が...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...今朝噴水の鶴が安南の国歌を唄ったという取とめない一話(エピソード)をきくと...
久生十蘭 「魔都」
...)「うむ――面白い挿話(エピソード)があるらしいが...
牧野信一 「夜の奇蹟」
...あまりに平面的であるために単なる猟奇的ともいふべきエピソードに終つてゐる...
牧野信一 「浪曼的月評」
...吹きっさらしの監獄部屋のあるこのツアー国家に顔中うみ汁と吹き出ものだらけの赤ん坊が生まれた!これが資本家どもの政変と陰謀的祝賀と僕らの次の餅のエピソードとの起源となったのだ―――八人に一人づゝ囚人労働の短縮を申しわたされ「祝」と書いた餅が僕らに二つづゝ配られた裾綿のちぎれた赤い筒袖を羽織りながら...
槇村浩 「餅の歌」
...書きたいと思っているいくつかの事件のあらましやエピソード...
宮本百合子 「結論をいそがないで」
...ヴォルテールの言葉を写す方を選んだエピソードも生れた...
宮本百合子 「現代史の蝶つがい」
...そういう風情のふかいエピソードは私にはないらしいわ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...このエピソードの中には...
三好十郎 「恐怖の季節」
...このエピソードを通しても見ます...
三好十郎 「恐怖の季節」
...そのエピソードは句の美しさを殺して駄目だな...
横光利一 「旅愁」
...扇の的のエピソードを謳われたりしたのは...
吉川英治 「随筆 新平家」
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