...もし、ただちにこれを適用すれば、わが国体を害し、わが人心をそこない、わが国の生存独立の上に大影響あるを免れず...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...決してわが国東京その他各都府の寺院のごとく...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...船舶といえば、むかしは、桟橋(さんばし)についたり、沖合に錨をおろしたものであるが、目下わが国では、それを禁じてある...
海野十三 「地球要塞」
...要するにわが国(ユー・エス・エー)の最大の弱点は人的資源の減少に在り...
海野十三 「諜報中継局」
...それゆえ是非ともわが国を勝たせねばならぬと...
丘浅次郎 「人間生活の矛盾」
...わが国の文明が他の一等国におくれているのみならず...
丘浅次郎 「民族の発展と理科」
...スペンサーによれば、女性史の概念は、圧迫からの解放史として理解されており、これはだいたい父系に開幕するヨーロッパ諸国の歴史においては、そのとおりであるとされるが、わが国では、有史以後長期間女性の地位は高いものがあり、中世において低く、現代においてふたたび解放されつつあるという三つの段階がみられる...
高群逸枝 「女性史研究の立場から」
...シェストーフのわが国における今日の流行には...
戸坂潤 「思想としての文学」
...6 『現代宗教批判講話』わが国における現在の知能分子の内には...
戸坂潤 「読書法」
...わが国(くに)において人というのは西洋のいわゆるペルソン(人格(じんかく))を指し...
新渡戸稲造 「自警録」
...そして調査は今後わが国の遠方の都市や町にまで拡がることになるであろう...
アーサー・ヒル・ハッサル Arthur Hill Hassall, M.D. 水上茂樹訳 「食品とその混ぜ物処理」
...わが国の食糧事情という奴が...
古川緑波 「想い出」
...それがわが国において「教養」という言葉のもっている歴史的含蓄であって...
三木清 「読書遍歴」
...わが国王こそ毘沙門の正統で...
南方熊楠 「十二支考」
...「むかしのわが国の宗教改革はなかなか気のきいた・細かいところまで行届いた・ものであった...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...わが国のある若い貴族が...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...古代のわが国ではことに厳粛な...
柳田国男 「故郷七十年」
...一方でわが国の古い神話や建国伝説などを形成しつつあった時に...
和辻哲郎 「人物埴輪の眼」
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