...孫たちがよちよち歩きで庭に出て来るのを見るにつけ...
ストリンドベルヒ August Strindberg 有島武郎訳 「真夏の夢」
...ゆかをよちよち歩き出し...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 大久保ゆう訳 「マッチ売りの少女」
...よちよち歩き出しながら追いかける...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...ついこなひだまで足ならしのよちよち歩きをしてゐた筈の道平が...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...よちよち歩き出したり...
壺井栄 「一つ身の着物」
...飾り棚(だな)の後ろからよちよち歩き出し...
徳田秋声 「縮図」
...号一は一人で甲板をよちよち歩き廻って...
原民喜 「溺死・火事・スプーン」
...それでも三年たつと三つになつてよちよち歩き出すと白痴と親友になつて裏の池へ釣に出かけるのだ...
北條民雄 「白痴」
...この老馬丁(ばてい)はハリーがよちよち歩きの頃から知っている...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...よちよち歩きの児に...
宮本百合子 「菊人形」
...よちよち歩きはじめたばかりの三番目の子までが...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
...涎れあぶくを吹いているよちよち歩きの男の子である...
矢田津世子 「鴻ノ巣女房」
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