...六十になると仕事をやめるといった...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...碩學すらなやめるは...
大槻文彦 「ことばのうみのおくがき」
...此近在の農人(のうにん)おのれが田地のうちに病鶴(やめるつる)ありて死(し)にいたらんとするを見つけ...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...三月でやめよかしら」「やめる? なんでまた」「やめて一文菓子屋(いちもんかしや)でもするほうがましよ...
壺井栄 「二十四の瞳」
...尤(もっと)も彼も全然あらゆる能力験定をやめるというのではない...
寺田寅彦 「アインシュタインの教育観」
...爆撃以前からいて様子をよく知っているのは君だけです」「だからやめるのです」「?……」「先生もご存じのとおり私は肉体の病気をなおすとともに霊魂の病気もなおすという理想的な診療をやってみたいと思って...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...現在状態が變化すれば此狂態もやめるかも知れぬ...
夏目漱石 「鈴木三重吉宛書簡―明治三十九年」
...しかし際限がないからやめる...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...夢のような事なのでやめる...
林芙美子 「新版 放浪記」
...普通退職手当の八割増し……四月から六月の間にやめると...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...うるさく電話をかけておいて、急にやめると、相手は不審に耐えられなくなって、こちらの動静をさぐりにくるはずだ、という、ややこしい心理の計算は、一種、霊妙な感じで、はっとさせるが、よく考えてみると、やはり、どこか尋常でないところがある...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...もうじきに舞台はやめる...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...三浦が折角勉強しているのを中途でやめることも気の毒だが...
三浦環 「お蝶夫人」
...自分が入って行くと何となし話やめるというような空気は沢山だわ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...次ぎに、その仕事を自分がケンメイにやろうと思えば思う程、もしその仕事からの収入でもって食えないことがハッキリしたら、それを、やめる...
三好十郎 「恐怖の季節」
...話するのやめるわ...
室生犀星 「蜜のあわれ」
...これこそ一番わたしが途中でやめるわけにゆかないものである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それをやめるのは自分で自分をころすことだ...
山川方夫 「演技の果て」
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