...その内に神父は祈祷をやめると...
芥川龍之介 「おしの」
...六十になると仕事をやめるといった...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...それをやるかやめるかの問題も小なる問題だ...
伊藤左千夫 「廃める」
...もうズクラ獲りはやめる気になったらしい...
梅崎春生 「幻化」
...恩給がついてやめることになったんですよ...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「予謀殺人」
...ひとつやめるんだね...
アントン・チェーホフ 神西清訳 「桜の園」
...いかにももっとも千万なことだと思って早速学校をやめることにした...
辻潤 「ふもれすく」
...盗賊らは裁判官の手中に陥ったからといって仕事をやめるものではない...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...爆撃以前からいて様子をよく知っているのは君だけです」「だからやめるのです」「?……」「先生もご存じのとおり私は肉体の病気をなおすとともに霊魂の病気もなおすという理想的な診療をやってみたいと思って...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...夢のような事なのでやめる...
林芙美子 「新版 放浪記」
...「僕は今日かぎり造船学の研究はやめる...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...気持が悪いが、ヒゲ剃もやめる...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...もうこれから絶対やめるといっていらしたというのに...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...やめるのかね?友吉 ……でも...
三好十郎 「その人を知らず」
...二食の一つを全然やめると腹の中にガスを生じ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ではもうやめるかと思うと...
山本周五郎 「日本婦道記」
...負けるのが口惜(くや)しいからやめる訳にゆきません...
夢野久作 「二人の男と荷車曳き」
...公家を庇護することもやめる...
和辻哲郎 「鎖国」
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