...結論恋を思案のほかとして八百八病スキー・マニアも数多いが、こゝらでやめる...
石川欣一 「山を思う」
...それと同時に姓もやめることになり...
海野十三 「海底都市」
...恐怖王ははっとしてのぼるのをやめると...
江戸川乱歩 「仮面の恐怖王」
...やめるそばから、若い子が入って来て、そんなのが顔が綺麗(きれい)だったりするとたちまち人気を呼び、そうした子が、碌(ろく)すっぽ踊れないのに人気のために天狗(てんぐ)になって古い先輩を軽蔑し、しかも踊りとなると舞台で踊りながら「二二三四、三二三四」などと客席に聞えるような声で計算していたりするのの隣で、踊っていると、なんとも馬鹿臭(くさ)く腹立たしく、「――やめちまえ」ということになる...
高見順 「如何なる星の下に」
...私は直ちに有ることを全くやめるということがおそらくまた生じ得るであろうから...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...ただ口に言うより外の言葉は知らない小児ででもあるかの様に―――――――*「きょうはやめる...
富ノ沢麟太郎 「あめんちあ」
...「そして病院の方は?」「やめます」「──やめる? やめられたら病院が困りますよ...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...やめるという気にもなれず...
中里介山 「大菩薩峠」
...その怒号と喧噪とをやめることではありません...
中里介山 「大菩薩峠」
...あなたがその癖をやめると...
夏目漱石 「明暗」
...学校も今学期限りやめるつもりです...
原民喜 「書簡」
...この口論をやめるために...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...少くとも過程としてあることをやめる...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...昨日の事私やめるの...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
...それで抜刀の男は踏み込むのをやめる...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...(c)中途にてやめるよりは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...没落までの、こんな経過を書いていれば、それは、やくたいもない事ばかりだし、限(き)りもないので、もうやめる...
吉川英治 「忘れ残りの記」
...女どもはおしゃべりをやめる...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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