...なんとむなしい自慢であろう...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「ウェストミンスター寺院」
...窓掛のない窓やむなしい部屋を...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...一八七〇年以前のむなしい眠りからフランス音楽を脱せしめんために費やされた精力の量を...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...クリストフはむなしい聴衆席を前にして...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...立場が有利になったと思うだけでは、むなしい...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...世知辛(せちがら)い世の中でひとりぼっちの女にはむなしい武器でしかありません...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...優しさもむなしい...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...手ぶらじゃ今晩の働きはむなしい...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...四十年のむなしい夢を見せてください...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...ひたひたと波を打つてくるむなしいものが...
室生犀星 「渚」
...すべてはむなしい」(バルバロ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...この世にあることはすべてがむなしいと思うこの気持は...
山本周五郎 「あだこ」
...むなしい感じも起らなかった...
横光利一 「微笑」
...むなしい法會修行の群集をほしがるやうな形式を捨てないのであらうか...
吉川英治 「折々の記」
...むなしい死守を六浦(むつら)街道や武蔵口などのふせぎにかけて...
吉川英治 「私本太平記」
...むなしいものとやがてわかった...
吉川英治 「私本太平記」
...いつぞやの晩はむなしい交唇(くちづけ)だけで別れたこと...
吉川英治 「新・水滸伝」
...むなしい日々をどうする事もできなかった...
吉川英治 「源頼朝」
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