例文・使い方一覧でみる「輦輿」の意味

...先帝の輦輿（れんよ）を奪いたてまつる計に二の足踏んでおられるのか」「いや二の足ではないよ... 先帝の輦輿を奪いたてまつる計に二の足踏んでおられるのか」「いや二の足ではないよの読み方
吉川英治「私本太平記」

...後醍醐の輦輿（れんよ）がこの中国路の目のさきを越えて行く――... 後醍醐の輦輿がこの中国路の目のさきを越えて行く――の読み方
吉川英治「私本太平記」

...さきごろ輦輿（れんよ）に先だって... さきごろ輦輿に先だっての読み方
吉川英治「私本太平記」

...輦輿のお道すじへ向って... 輦輿のお道すじへ向っての読み方
吉川英治「私本太平記」

...「おそらく帝の輦輿（れんよ）は... 「おそらく帝の輦輿はの読み方
吉川英治「私本太平記」

...輦輿の同勢は、あの翌日、加古川を出て、姫山泊りか、今宿（いまじゅく）だったか」「されば、姫山泊りでございました」「次の日は」「斑鳩（いかるが）ノ宿（しゅく）」「そして、ゆうべは？」「てっきり那波（なわ）泊りと見ておりましたが、今日の船坂越えを控えてのせいか、夕道を延ばして、昨日は宵おそく、有年（うね）の光明寺と申す山寺にご宿泊です」「なに、有年の山寺とな？」「は」「では、船坂峠からわずか二里余のさきではないか... 輦輿の同勢は、あの翌日、加古川を出て、姫山泊りか、今宿だったか」「されば、姫山泊りでございました」「次の日は」「斑鳩ノ宿」「そして、ゆうべは？」「てっきり那波泊りと見ておりましたが、今日の船坂越えを控えてのせいか、夕道を延ばして、昨日は宵おそく、有年の光明寺と申す山寺にご宿泊です」「なに、有年の山寺とな？」「は」「では、船坂峠からわずか二里余のさきではないかの読み方
吉川英治「私本太平記」

...輦輿（れんよ）が通るのは... 輦輿が通るのはの読み方
吉川英治「私本太平記」

...輦輿（れんよ）の人馬が有年の山寺を出たという飛報はここへ来なかった... 輦輿の人馬が有年の山寺を出たという飛報はここへ来なかったの読み方
吉川英治「私本太平記」

...輦輿（れんよ）は有年の山寺にお入りあって... 輦輿は有年の山寺にお入りあっての読み方
吉川英治「私本太平記」

...その輦輿には、お身代りの公卿が乗せられ、警固は、千葉と小山の二将だけで、まことのおん輿ではありません」「や、や...
吉川英治「私本太平記」

...なんで帝の輦輿におめおめわれらの追尾（ついび）をゆるそうか... なんで帝の輦輿におめおめわれらの追尾をゆるそうかの読み方
吉川英治「私本太平記」

...相手は輦輿や女房輿をつれていること... 相手は輦輿や女房輿をつれていることの読み方
吉川英治「私本太平記」

...輦輿（れんよ）の前後を守らせ... 輦輿の前後を守らせの読み方
吉川英治「私本太平記」

...輦輿（れんよ）を下ろして... 輦輿を下ろしての読み方
吉川英治「私本太平記」

...輦輿のそばに添って歩いた... 輦輿のそばに添って歩いたの読み方
吉川英治「私本太平記」

...どんな事情で輦輿（れんよ）がこんな所を越えて行くのやらも... どんな事情で輦輿がこんな所を越えて行くのやらもの読み方
吉川英治「私本太平記」

...けれど輦輿（れんよ）の護送の列は... けれど輦輿の護送の列はの読み方
吉川英治「私本太平記」

...輦輿（れんよ）がさしかかる... 輦輿がさしかかるの読み方
吉川英治「私本太平記」