例文・使い方一覧でみる「みせもの」の意味
スポンサーリンク...大抵（たいてい）見世物（みせもの）の看板（かんばん）に過ぎない... 
芥川龍之介 「支那の画」
...しかし広場の出来た後（のち）にもここにかかる見世物小屋（みせものごや）は活（い）き人形や「からくり」ばかりだつた...
芥川龍之介 「本所両国」
...第二に僕の思ひ出すのは池のまはりの見世物小屋（みせものごや）である...
芥川龍之介 「野人生計事」
...道で申せばまず峠のような処に観世物（みせもの）の小屋がけになって...
泉鏡花 「伊勢之巻」
...お妙さんを観世物（みせもの）にし...
泉鏡花 「婦系図」
...「透明猫」の見世物（みせもの）を見て...
海野十三 「透明猫」
...名物が先ず蜘蛛男（くもおとこ）の見世物（みせもの）...
江戸川乱歩 「押絵と旅する男」
...市場又は祭礼すべて人の群（あつま）る所へいでゝ看物（みせもの）にせしが...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...江戸へ出（いだ）して観物（みせもの）にせんなどいひしも有しが...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...小梅の伯父さんにつれられて奥山の見世物（みせもの）を見に行ったり池の鯉（こい）に麩（ふ）をやったりした...
永井荷風 「すみだ川」
...会っておきたくなるのさ」「見世物（みせもの）じゃあるまいし」「いや単なる好奇心だ...
夏目漱石 「明暗」
...囚人であった事を売物見世物（みせもの）のようにして...
長谷川時雨 「明治美人伝」
...ろくろ首のみせものもあるのだそうだ...
林芙美子 「新版 放浪記」
...親方はたかが犬やさるの見世物師（みせものし）というだけだし...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...犬使いの見世物師（みせものし）が...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...大道（だいどう）の見世物師（みせものし）にまで落ちることになりました...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...三年前ロンドンの観場（みせものば）を流行（はや）らせた奇馬マホメットは加減の勘定し観客を数え人の齢をほぼ中てなどした...
南方熊楠 「十二支考」
...なにか見世物小屋（みせものごや）でもないかと...
吉川英治 「神州天馬侠」
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