...身動(みじろぎ)もせぬ...
石川啄木 「病院の窓」
...身動(みじろぎ)もせぬ...
石川啄木 「病院の窓」
...身動(みじろぎ)にも払われず...
泉鏡花 「婦系図」
...身動(みじろぎ)もえならで死(う)する...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...身動(みじろぎ)もえならで死(う)する...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...海の表面の波は何やら騒いでいても、その底の海水は、革命どころか、みじろぎもせず、狸寝入(たぬきねい)りで寝そべっているんですもの...
太宰治 「斜陽」
...みじろぎもせずじつとしてゐた...
太宰治 「ダス・ゲマイネ」
...みじろぎもせずじっとしていた...
太宰治 「ダス・ゲマイネ」
...みじろぎをもせず...
イワン・ツルゲーネフ Ivan Turgenev 二葉亭四迷訳 「あいびき」
...尊しやみじろぎもせで大御母かたゐのむれをみつめ給ひき臨終の感謝の祈り御仁慈の碑の後に禮拜堂...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...みじろぎもしないで坐っているのだったが...
長谷川時雨 「鬼眼鏡と鉄屑ぶとり」
...原罪の逞(ふと)い映像にうち貫かれた両の眼に、みじろぎもなく、氷雪いちめんの深い歪(ひづ)みをたたえて秘かに空しくあれば、清浄といふ、己はもうあの心にも還る事はできないのだ...
逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」
...しかしヒエロニムスはみじろぎもせず...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「神の剣」
...みじろぎの音も類のない柔らかさに聞こえた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...柔らかにみじろぎをして少しずつあとへ引っ込んでお行きになるのを知って...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...じっとみじろぎもせずに寝ていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...乳母などが近い所に寝ていてみじろぎも容易にできないのである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...眠ったふうをしてみじろぎもしなかった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
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