...きつねのてぶくろと云ふのです...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...手袋(てぶくろ)がぬげてしまったからだ...
ハーバート・ジョージ・ウエルズ 海野十三訳 「透明人間」
...ぶくぶくとふきだした...
海野十三 「二、〇〇〇年戦争」
...ぴったり身についた黒シャツと黒ズボン、黒い手ぶくろに、黒い靴下、ぜんしん、まっ黒なやつです...
江戸川乱歩 「サーカスの怪人」
...丁度人参や茯苓(ぶくりやう)の口当りが甘いのに出会つたやうに...
薄田泣菫 「独楽園」
...砂の中の古い鉄の釜からぶくぶくと湧いている水をじっと見ていた...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...塩をまかれるだけですよ」まかれたいねとうそぶく砂馬に...
高見順 「いやな感じ」
...柱にかけてある糠袋(ぬかぶくろ)を見た...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...おまけにからだがぶくぶくに肥(ふと)って来るし...
トルストイ Tolstoi 菊池寛訳 「イワンの馬鹿」
...蓋をのぞけば内側にうわぐすりがにぶく光っており...
服部之総 「蓮月焼」
...手近に置くべきもの丈を入れた信玄袋(しんげんぶくろ)は自分で持つて行く...
平出修 「計畫」
...ざわりざわりとしぶくような響きをつたえている――おだやかな夜の海の寝息のように聞えていた...
本庄陸男 「石狩川」
...「然しぶくりんだつて...
牧野信一 「月あかり」
...ぶくりんが俺の馬に秣草も与へず縛ぎ放しにしておくから...
牧野信一 「月あかり」
...「馬は生きてゐるんだぞう――ぶくりん!」と憤つた...
牧野信一 「月あかり」
...三年九月に大目附(おほめつけ)服忌令分限帳改(ぶくきりやうぶんげんちやうあらため)となり...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...馬の尾袋(をぶくろ)まで紅(くれなゐ)の綱(つな)...
吉川英治 「新書太閤記」
...編袋(あみぶくろ)の一方を持って...
吉川英治 「宮本武蔵」
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