...昭和八、九年ごろから十三年ごろまでは一番楽な時代で、この間はずつと八百円くらいの月収があつたから、保険をかけ、貯金をし、家具を備え、衣類を買うことができた...
伊丹万作 「わが妻の記」
...下宿屋にはあんまり屏風なんて備えてありませんし...
江戸川乱歩 「心理試験」
...約言すれば人間の心は九割九分の利己心と一分の利他心とを備えているのである...
丘浅次郎 「人道の正体」
...階級本能を多量に備えている人もあれば...
丘浅次郎 「人間生活の矛盾」
...やがての反動期に備えるのが商人としての良心であり...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...こうなって来ると主観の影が内に沈潜してまた客観写生の様相を備えて来るのである...
高浜虚子 「俳句への道」
...丁度光の波動と同様な殆んど凡ゆる諸性質を備えていることが...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...髑髏(どくろ)の形を備えた骨ででもあってくれれば...
中里介山 「大菩薩峠」
...万一に備える――とまで七兵衛がたどりついているうちに...
中里介山 「大菩薩峠」
...室の中央に備え付けたテーブルの周囲には待(ま)ち草臥(くたび)れの連中が寄ってたかって新聞や雑誌をひねくっている...
夏目漱石 「趣味の遺伝」
...永禄十二年十月武田信玄三増山の備えを小田原勢が撃って大敗した時...
南方熊楠 「十二支考」
...その備えは充分に構えながら――...
吉川英治 「上杉謙信」
...山県隊の右備え、内藤、諸角の二隊が、敵の新発田尾張守、その他の猛撃にあって突きくずされた...
吉川英治 「上杉謙信」
...備えつけの撞木(しゅもく)でたたく...
吉川英治 「剣の四君子」
...充分な備えがあったので...
吉川英治 「三国志」
...一夜に陣を八卦(はっけ)の象(かたち)に備えていた...
吉川英治 「三国志」
...けれど、きょうは呉にも、備えがあった...
吉川英治 「三国志」
...かなり鋭い審美眼を備えている...
吉川英治 「新書太閤記」
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