...それからひりひりする足くびを手で抑えた...
犬田卯 「橋の上」
...彼はなにかひりひりするようなものが身体を走りぬけるのを感じた...
梅崎春生 「黄色い日日」
...ひりひりと胸に沁みてくるものをはっきりと感じた...
梅崎春生 「黄色い日日」
...ひりひりと生を感じながら生きていた...
梅崎春生 「幻化」
...二七 口がひりひりする...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...口がひりひりして恨みを忘れかねる...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...口がひりひりするように...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...「ひりひり舌を刺しはしませんか...
薄田泣菫 「茶話」
...手がひりひりする...
太宰治 「お伽草紙」
...ひりひり神経を刺して来る疼痛(とうつう)とともに...
徳田秋声 「仮装人物」
...ひりひりして仕方なかったけれど...
豊島与志雄 「反抗」
...身体中ひりひりしたり...
直木三十五 「南国太平記」
...水へ脚をつけましたがひりひりして痛くて仕方がないのです...
林芙美子 「クララ」
...手も顔も既(も)うひりひりする...
ガールシン 二葉亭四迷訳 「四日間」
...彼の胸にも何かひりひりと...
本庄陸男 「石狩川」
...すこしずつひりひりと...
室生犀星 「寂しき魚」
...いつもひりひりとさとり深い魂を有つてゐるものだ...
室生犀星 「抒情小曲集」
...脹脛(ふくらはぎ)があらかじめひりひり痛い...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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