...破壊されたるものは世界国勢の衡器(はかり)なり...
石川啄木 「閑天地」
...これには僕よき計策(はかりごと)あり」とて...
巌谷小波 「こがね丸」
...はかりごとをつくるにしても...
海野十三 「人造人間エフ氏」
......
江見水蔭 「探檢實記 地中の秘密」
...思ひはかりし半ばかりとなり...
大槻文彦 「ことばのうみのおくがき」
...ましてや神々しきを敬(うやまへ)ば霊威(れいゐ)ある冥々(めい/\)の天道(てんだう)は人の知を以てはかりしるべからず...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...はかり知る事が出来ねえのだ...
太宰治 「新釈諸国噺」
...今日はおぞくも伏兵の計(はかりごと)に陥れるを...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...彼の秤(はかり)ははずれてしまった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...その距離をはかり...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...我身をない物にして上杉家の安穏をはかりぬれど...
樋口一葉 「ゆく雲」
...国家百年の謀(はかりごと)において士風消長(しょうちょう)の為(た)めに軽々(けいけい)看過(かんか)すべからざるところのものなり...
福沢諭吉 「瘠我慢の説」
...竜女の父竜王の謀(はかりごと)で妙好白氈(はくせん)に剣を包んで烏仗那(うじゃな)国王に献じ...
南方熊楠 「十二支考」
...自分の身を守るに都合のよいようにねじまげて安全をはかり...
宮本百合子 「共産党とモラル」
...それこそはかり知れない満足を与える...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...まったく往来のはかり難い兄のことですから……今日も何処へ行きましたことやら?」と...
吉川英治 「三国志」
...わが主劉皇叔はかりそめにも信義には背かないお方です」「けれどついに...
吉川英治 「三国志」
...彼の心をはかりかねたように...
吉川英治 「源頼朝」
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