...いかなる奇功(きこう)を立(たて)たるやはかりがたし...
饗庭篁村 「隅田の春」
...だから私はその時城介の気持をはかりかねた...
梅崎春生 「狂い凧」
...手もとの巻尺ではかり始めた...
大阪圭吉 「灯台鬼」
...いつでも秤(はかり)にかけて較(くら)べてみていました...
太宰治 「風の便り」
...目で尺度をはかり...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...計(はかりごと)にかけた...
直木三十五 「三人の相馬大作」
...秤座(はかりざ)といふのがありました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...母が労れて眠る時分をはかり...
長谷川時雨 「渡りきらぬ橋」
...はかり知れない悪者どもで...
平林初之輔 「二人の盲人」
...上出来のはかりごとじゃ...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...死人の業(ごう)を秤(はか)る衡(はかり)の上に狗頭猴が坐し...
南方熊楠 「十二支考」
...あのティモレオンが練りにねった気高い謀(はかりごと)によってやっと成就した殺害を泣いたとき...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...軍師の権と謀(はかり)を以て...
吉川英治 「三国志」
...それこそ蜀の間諜の計(はかりごと)に過ぎないと...
吉川英治 「三国志」
...こうして機密な計(はかり)を“皇后ノ喪(も)”の期間にも着々すすめ...
吉川英治 「私本太平記」
...他日を待っても彼とは共に天下済世(さいせい)のはかりもじっくりはなしてみたい...
吉川英治 「私本太平記」
...みな殺しになるといったわけかい」「そうだ」「おじさんの謀事(はかりごと)がまずいからさ...
吉川英治 「新書太閤記」
...謀計(はかりごと)をしめし合せて...
吉川英治 「新・水滸伝」
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