...重量秤(はかり)であり...
海野十三 「白銅貨の効用」
...はかりごとだったね...
江戸川乱歩 「少年探偵団」
...手もとの巻尺ではかり始めた...
大阪圭吉 「灯台鬼」
...謀り難けむ」とはかりて...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...天秤(はかり)を神経衰弱にするに過ぎないが...
薄田泣菫 「茶話」
...秤(はかり)にかけて慎重に調べていたんでは...
太宰治 「新郎」
...はかりかねている人というふうに見えた...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「蒼炎石」
...人間の瞳のはかり知れざる未来の徴しである...
中井正一 「絵画の不安」
...自分たちにはかり知れない秩序を私たちに示しているものもある...
中井正一 「美学入門」
......
野口雨情 「未刊童謡」
...一升の酒の量(はかり)の良いことを褒めたたえていたのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ここに秤(はかり)がある...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...更に進んで私はかりに私自身が...
平林初之輔 「諸家の芸術価値理論の批判」
...こゝではかりに大宮口(おほみやぐち)から登(のぼ)るものとしてお話(はなし)します...
本多靜六 「森林と樹木と動物」
...この里に住む八十余の翁に就いて謀(はかりごと)を問う...
南方熊楠 「十二支考」
...それこそはかり知れない満足を与える...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...籌(はかりごと)を帷幄(いあく)の中にめぐらして...
吉川英治 「三国志」
...萬事につけ父も母ももう人の惡口を言ふたり笑つたりしてゐる餘裕などはかりそめにも失くなつてゐたのだ...
若山牧水 「古い村」
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