...はかり知れぬ重量があり...
伊丹万作 「思い」
...しかれども凡慮(ぼんりよ)を以て量識(はかりしる)べからず...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...私ども虫けらの者には推しはかり奉る事も何も出来ず...
太宰治 「右大臣実朝」
...コンパスを持ち直してその分数をはかりとり...
太宰治 「地球図」
...人はかりそめに富を求めてはならないですが...
田中貢太郎 「黄英」
...夢見(ゆめみ)の里(さと)とも申(もうす)べき Nara la Morte にはかりよんの音(おと)ならぬ梵鐘(ぼんしょう)の声あはれに坐(そぞ)ろ古(いにしえ)を思はせ候...
永井荷風 「書かでもの記」
...はかりがたなき世の中でござりまするが...
中里介山 「大菩薩峠」
...それではかりに、私は年下ながら兄になろう」「ともかくも、一月後の五月七日には、将軍家光日光参拝にでかけるはず、その道すじこそは」「いかにも」ふたりはいわず語らずのうちに、家光を討ちとる計画をのみこむのでした...
野村胡堂 「幻術天魔太郎」
...秤(はかり)を藪(やぶ)に投り込んで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...我身をない物にして上杉家の安隱をはかりぬれど...
樋口一葉 「ゆく雲」
...隣人の利益(ため)をはかり...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...その癖目白の摺餌(すりえ)を一々衡器(はかり)にかける人はあるけれども小児(こども)の食物に注意する人が寡(すくな)い...
村井弦斎 「食道楽」
...平生はかりにも行って見ることのなかった大尼君の室(へや)へはいって行っていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...さらでだに憂い多き世の人に前兆によりて未来の苦難までも知らせんとはする?願わくばおん神の謀(はかりごと)...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...公を苦しめたるものは袁紹(えんしょう)の謀事(はかりごと)なり...
吉川英治 「三国志」
...擬兵の計事(はかりごと)をさせられたのである」と...
吉川英治 「三国志」
...彼の意をはかりかねて...
吉川英治 「三国志」
...のみならず、ほんとに、彼ら武家が怒ったら、どんな事態になることやら、はかり知れない...
吉川英治 「私本太平記」
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