...私(わたくし)は若月(わかつき)を庭前(にわさき)へ召(よ)んで貰(もら)って...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...庭先(にわさき)まで案内(あんない)の労(ろう)を執(と)ってくだすった母(はは)の指導役(しどうやく)のお爺(じい)さんは...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...そうそう私(わたくし)が現世(げんせ)の見納(みおさ)めに若月(わかつき)を庭前(にわさき)へ曳(ひ)かせた時(とき)...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...御座所(ござしょ)のお庭先(にわさき)へうかがいました...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...引返そうとしていると庭前(にわさき)の方に人の跫音がした...
田中貢太郎 「悪僧」
...左側の街路(とおり)に沿うた方を低い土手にして庭前(にわさき)を芝生(しばふ)にしてある洋館の横手の方で犬の声がした...
田中貢太郎 「女の怪異」
...一人の老人が庭前(にわさき)の蓆(むしろ)の上で縄を綯(な)うていた...
田中貢太郎 「怪人の眼」
...庭前(にわさき)の方へ向いて犬かなんかを呼ぶように口笛を吹いた...
田中貢太郎 「蟇の血」
...主翁は庭前(にわさき)を歩いていた...
田中貢太郎 「黄燈」
...某家の庭前(にわさき)に板女が立っていたので...
田中貢太郎 「女賊記」
...庭前(にわさき)で急に婦人の声がするものだから...
田中貢太郎 「女賊記」
...藁屑の散らばっている庭前(にわさき)に一羽の雀がいて...
田中貢太郎 「雀の宮物語」
...それに夜になって人の家の庭前(にわさき)などへ来て角力なんか執るものではない...
田中貢太郎 「庭の怪」
...一夜(いちや)庭先(にわさき)で大騒ぎが起った...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...つづいて(どう)と庭前(にわさき)へ落ちる物の音がしました...
中里介山 「大菩薩峠」
...一枚は寒い庭前(にわさき)の霜(しも)の上に立っている普通の態度であった...
夏目漱石 「硝子戸の中」
...バッと音がしたので庭先(にわさき)へおもてを向けてみると...
吉川英治 「神州天馬侠」
...「お――こりゃご家老(かろう)のお槍(やり)ではございませぬか」ひろいとって庭先(にわさき)から手わたしてやると...
吉川英治 「神州天馬侠」
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