...ある時その燕は二人(ふたり)っきりでお話をしようと葦の所に行って穂(ほ)の出た茎先にとまりますと...
有島武郎 「燕と王子」
...中心に面してとまり...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...箱を叩いて合図すると飼主のところへ来てその手にとまり...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...御泊(おとまり)を待つ宿引女(やどひきおんな)の...
泉鏡花 「浮舟」
...プロペラが空中ではたととまりました...
海野十三 「怪塔王」
...そこでとまりました...
江戸川乱歩 「超人ニコラ」
...そのパトロールカーのうしろに二台の自動車がとまり...
江戸川乱歩 「鉄人Q」
...そこの国造(くにのみやつこ)の娘(むすめ)の美夜受媛(みやずひめ)のおうちにおとまりになりました...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...そこのところまで来てとまりました...
鈴木三重吉 「大震火災記」
...またこのあいだと同じようなまとまりのつかない考えを繰り返した...
寺田寅彦 「神田を散歩して」
...730やがて勇將踏みとまり槍を揮ひていつ迄も...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...町はづれの宿屋にとまりました...
豊島与志雄 「エミリアンの旅」
...六時十五分前に一台の人力車(じんりきしゃ)がすうっと西洋軒(せいようけん)の玄関(げんかん)にとまりました...
宮沢賢治 「紫紺染について」
...あんまりまとまりなく拡がった部屋なので...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
...この手紙はまとまりのわるいようなものになりましたが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...精糖工場(せいとうこうじょう)などの上空にとまりました...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...満潮のとまりだから...
山之口貘 「ダルマ船日記」
...逆さになってとまり...
山本周五郎 「青べか日記」
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