...箱を叩いて合図すると飼主のところへ来てその手にとまり...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...――まとまりがあつてはならぬ...
石川啄木 「弓町より」
...あたまは疲勞して考へがまとまり兼ねて來た...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...「撃ちかた、やめ!」で、射撃はぴたりと、とまりました...
海野十三 「怪塔王」
...わたしの家にとまりこめるというわけですね...
江戸川乱歩 「大金塊」
...そのあやしい自動車は、こじきの寝ているむしろのそばに、とまりました...
江戸川乱歩 「超人ニコラ」
...じきそばにあった高い木の先へとまりました...
鈴木三重吉 「ぶくぶく長々火の目小僧」
...そしてただ雑然としていてまとまりがなかった...
豊島与志雄 「程よい人」
...どうしてこんな情感のふかい市街があるのだらう!日時計の時刻はとまりどこに買物をする店や市場もありはしない...
萩原朔太郎 「定本青猫」
...浴びてすんだ奴は皆高いとまり木にとまつて頻(しき)りに羽ばたきして居る...
正岡子規 「墨汁一滴」
...髪等もまとまりよく結ったふだんとはまるで人の違う様な姿を楽しそうな眼差しでながめやった...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
...この手紙はまとまりのわるいようなものになりましたが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...こういうまとまりのない文章の伴奏として...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...大変まとまりました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...冨美子とまりに来ます...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...まとまりましたので...
吉川英治 「私本太平記」
...まとまりもなく乱れた脈を全身にうって...
吉川英治 「鳴門秘帖」
......
若山牧水 「樹木とその葉」
便利!手書き漢字入力検索