...そこにはもう赤錆(あかさび)のふいた亜鉛葺(とたんぶき)の納屋(なや)が一棟(ひとむね)あった...
芥川龍之介 「悠々荘」
...宇宙艇はお尻を右に曲げたとたんに...
海野十三 「火星探険」
...とたんに大きな声を出したのにもおどろいたが...
海野十三 「火星兵団」
...とたんに悲鳴を上げた...
海野十三 「火星兵団」
...とたんに商売気(しょうばいぎ)を出して...
海野十三 「鬼仏洞事件」
...とたんに、群集のバンザイが、部屋の障子(しょうじ)が破れるばかりに強く響いた...
太宰治 「一燈」
...とたんにもって生れたかんしゃくが全身に発して...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...獨言引出したとたんがら/\と淺草の市歸(いちかへり)か勢よく五六臺...
長谷川時雨 「うづみ火」
...絶対に買わない男がいるという話をとたんに思い浮べたからである...
服部之総 「望郷」
...そのとたんに博士はわたしの頸(くび)のうしろへ手をやった...
エルンスト・テオドーア・アマーデウス・ホフマン Ernst Theodor Amadeus Hoffmann 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...こんなだよ」クルリ無遠慮に彼女が展開したとたん...
正岡容 「艶色落語講談鑑賞」
...いよいよ敵(てき)がやってきたなと思ったとたんに...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...ほっとしたとたん...
山本周五郎 「青べか物語」
...杢助の言葉が終ったとたんいきなり庭へとびおりた...
山本周五郎 「似而非物語」
...岩にとりつこうとしたが、砕けた岩の急勾配で、彼はずずずと滑り落ち、足先がなにかに触った、と思うとたん、躯が横になり、まっ暗な穴のようなところへ、岩屑(いわくず)といっしょに、転げ落ちた...
山本周五郎 「山彦乙女」
...とたんに濠の蔭から無数の矢が大地とすれすれに射放して来た...
吉川英治 「三国志」
...道誉はとたんに「――師直め...
吉川英治 「私本太平記」
...肩を外したとたんに...
吉川英治 「治郎吉格子」
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