...彼女は何事にも忌憚なく意見を言う人だ...
...忌憚なく本音を言える関係が素晴らしい...
...忌憚を捨てて、自分の思うように話してほしい...
...彼は何を言われようとも、忌憚なく頑張っている...
...忌憚のない議論をすることで、良い結果が得られた...
...印度及び支那に於ける此等の大乗仏教は忌憚なく言へば...
生田長江 「ニイチエ雑観」
...吾人をして忌憚なく言はしむれば...
高山樗牛 「美的生活を論ず」
...マテリアリストの眼から見た武士気質(かたぎ)の不合理と矛盾の忌憚(きたん)なき描写と見られないものはない...
寺田寅彦 「西鶴と科学」
...忌憚なく言えば、中国は一種の泥沼であって、そこに足を踏みこんだらもう足掻きがとれないと、看做されている...
豊島与志雄 「新たな世界主義」
...そしてクリストフの露骨な忌憚(きたん)なき意見を面白がった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...忌憚(きたん)なき話を続けているうちに...
夏目漱石 「思い出す事など」
...男子は男子だけの性質を忌憚(きたん)なく発揮することにある...
新渡戸稲造 「自警録」
...忌憚をも不奉憚不取敢申上候義...
福澤諭吉 「御時務の儀に付申上候書付」
...復何無忌憚」と云つてゐる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...(b)そこで忌憚(きたん)なく言うならば...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...忌憚(きたん)なくいうならば...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...忌憚(きたん)のないところをいってくれ」馬謖は...
吉川英治 「三国志」
...叡帝(えいてい)は忌憚(きたん)なくそれを薦(あ)げよといった...
吉川英治 「三国志」
...なお忌憚(きたん)なく述べ立てた...
吉川英治 「三国志」
...忌憚(きたん)なく述べたてた...
吉川英治 「新書太閤記」
...てまえから忌憚(きたん)なくいわせていただくなら...
吉川英治 「新書太閤記」
...忌憚(きたん)なくお聞かせを仰ぎとうぞんじまする」「…………」「では...
吉川英治 「新書太閤記」
...忌憚(きたん)なくはなしてくれい」頻(しき)りと...
吉川英治 「新書太閤記」
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