...彼女は何事にも忌憚なく意見を言う人だ...
...忌憚なく本音を言える関係が素晴らしい...
...忌憚を捨てて、自分の思うように話してほしい...
...彼は何を言われようとも、忌憚なく頑張っている...
...忌憚のない議論をすることで、良い結果が得られた...
...忌憚(きたん)なく批判して貰いたい...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...より忌憚なく言へば...
生田長江 「ニイチエ雑観」
...そしてそれが労働者についてのみ云はるゝときに限つて何故所謂(いわゆる)その筋の忌憚(きたん)にふれるのか怪しまないではゐられない...
伊藤野枝 「編輯室より(一九一四年一一月号)」
...言わんとするところを忌憚(きたん)なく正直に言っているから...
中里介山 「大菩薩峠」
...自分はこゝで忌憚なく所信を發表すれば校長無用論を唱道する...
長塚節 「教師」
...そして女なんかに縁のなささうな、忌憚なく云へば、戀の出來るやうな型の男ではなかつたのです...
南部修太郎 「S中尉の話」
...遠国の奉行の非義失政などの忌憚のない密告書が出てくる...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...忌憚なく云へば他の諸氏の文章の多くは余の最も好まざるところのものなり...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...忌憚(きたん)なくいうならば...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...わたしは忌憚なくいえば...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...忌憚(きたん)なく...
吉川英治 「三国志」
...なお忌憚(きたん)ないご腹中を聞かせ給わらぬか」席をあらためて...
吉川英治 「三国志」
...忌憚(きたん)ないところをいってくれ給え」「それはほんとか」「たれが君らを欺(あざむ)こう」「ふーむ……」と...
吉川英治 「三国志」
...忌憚(きたん)のないところが聞きたい...
吉川英治 「私本太平記」
...「忌憚(きたん)なく申しますれば...
吉川英治 「新書太閤記」
...忌憚(きたん)なくお聞かせを仰ぎとうぞんじまする」「…………」「では...
吉川英治 「新書太閤記」
...次のことばにはもう忌憚(きたん)なく自分の意思を述べた...
吉川英治 「新書太閤記」
...忌憚(きたん)のないところを申しあげるがの...
吉川英治 「新書太閤記」
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