...彼女は何事にも忌憚なく意見を言う人だ...
...忌憚なく本音を言える関係が素晴らしい...
...忌憚を捨てて、自分の思うように話してほしい...
...彼は何を言われようとも、忌憚なく頑張っている...
...忌憚のない議論をすることで、良い結果が得られた...
...相互に忌憚なき意見を交換するよう斡旋した席上...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...一定の熱情を忌憚(きたん)なく描いた旋律を好んだ...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...クールフェーラックは忌憚(きたん)なく攻撃の矢を放っていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ずいぶん忌憚(きたん)のない時代評も行われましたが...
中里介山 「大菩薩峠」
...大胆に忌憚(きたん)なく筆を着けなくっては...
夏目漱石 「創作家の態度」
...忌憚をも不奉憚不取敢申上候義...
福澤諭吉 「御時務の儀に付申上候書付」
...男に対する女の官能の面も鋭く忌憚なく描こうと試みられている...
宮本百合子 「「或る女」についてのノート」
...僅に数行を隔てて同じ事を反復してゐるのは、忌憚なく言へば、老茶山の健忘のためかと推せられる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...忌憚(きたん)なく...
吉川英治 「三国志」
...忌憚(きたん)のないところをいってくれ」馬謖は...
吉川英治 「三国志」
...それには自分の意見を忌憚(きたん)なく...
吉川英治 「私本太平記」
...「忌憚(きたん)なく...
吉川英治 「私本太平記」
...忌憚(きたん)なくいえ」「されば...
吉川英治 「新書太閤記」
...忌憚(きたん)なく述べたてた...
吉川英治 「新書太閤記」
...忌憚(きたん)なく...
吉川英治 「新書太閤記」
...というわけか」「忌憚(きたん)なく申しあげます...
吉川英治 「新書太閤記」
...忌憚(きたん)なく申されたに越すことはあるまい...
吉川英治 「新書太閤記」
...トルストイがその中で説いた露骨にして忌憚(きたん)なき性欲観である...
米川正夫 「クロイツェル・ソナタ」
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