...筆者の筆を執った場合における特殊の気分によっておのずから撰択せられ淘汰せられ色づけられ調子づけられているものである...
津田左右吉 「歴史の矛盾性」
...その方法から特色づければ...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...知識社会学の中心的な課題から特色づけることが出来る*...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...だが今は元来人間主体の能力としての知能を特色づけるのがさし当りの目標だったから...
戸坂潤 「技術の哲学」
...哲学が自然科学――それは十八・九世紀に至って思想界を圧倒的に席巻し始めたものだ――に対してどういう態度を取るかによって特色づけられている...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...――ヘーゲルの夫を特色づける線は何よりも顕著な弁証法的方法の内を貫いている...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...その客観性と運動性とによって特色づけられる...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...この際意識は階級意識として特色づけられる...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...事実実在論という名称は普通過ぎるので一定の哲学体系を特色づけるのに有効ではない...
戸坂潤 「辞典」
...文化乃至イデオロギーの一般を自然科学的内容が如何に特色づけ得るかということが判る...
戸坂潤 「辞典」
...事物の特色づけなのだ...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...だが私の希望する処は之をもっと意図的に社会的政治的特色づけにまで高め...
戸坂潤 「読書法」
...西田博士は最近自分の哲学を恰も生の哲学として特色づけて居られるが...
戸坂潤 「読書法」
...すでに西田哲学の外部的な特色づけを試みたことがある...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...哲学的文学的批評のこの機能は、一方に於ては科学的批評(科学批評ではない)他方に於ては社会的批評として、特色づけられた...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...髷物(まげもの)小説を特色づける夢とが...
野村胡堂 「随筆銭形平次」
...死体に色づけ客間に置き放したまま嫣然と笑わせたようなこの都会の女性的な壮麗さは...
横光利一 「北京と巴里(覚書)」
...そして同じく紫蘇で美しく色づけられてゐる...
若山牧水 「樹木とその葉」
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