例文・使い方一覧でみる「ところどころに」の意味

...ところどころに積み上げてあった... ところどころに積み上げてあったの読み方
有島武郎「或る女」

...ところどころに見える... ところどころに見えるの読み方
梅崎春生「幻化」

...ところどころに亭（あずまや）みたいなものがあるかと思うと... ところどころに亭みたいなものがあるかと思うとの読み方
海野十三「大使館の始末機関」

...ゴミのようなものもところどころに浮いていました... ゴミのようなものもところどころに浮いていましたの読み方
高浜虚子「俳句の作りよう」

...ところどころに黒い岩が秩序無くころがつてゐて... ところどころに黒い岩が秩序無くころがつてゐての読み方
太宰治「お伽草紙」

...そのところどころに雪を解かして焚火（たきび）が燃えていた... そのところどころに雪を解かして焚火が燃えていたの読み方
谷譲次「踊る地平線」

...麦畠や水田のところどころに際立つて見えてゐた... 麦畠や水田のところどころに際立つて見えてゐたの読み方
田山録弥「大阪で」

...しかしまた田圃づたいに歩いて行く中水田（うちみずた）のところどころに蓮（はす）の花の見事に咲き乱れたさまを眺め青々した稲の葉に夕風のそよぐ響をきけば... しかしまた田圃づたいに歩いて行く中水田のところどころに蓮の花の見事に咲き乱れたさまを眺め青々した稲の葉に夕風のそよぐ響をきけばの読み方
永井荷風「すみだ川」

...ところどころに雪のある彼女の衣裳を引摺りながら... ところどころに雪のある彼女の衣裳を引摺りながらの読み方
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー　Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳「ランボオ詩集」

...その線に副（そ）ったところどころには武装巡警の屯所（とんしょ）を設けて... その線に副ったところどころには武装巡警の屯所を設けての読み方
中村地平「霧の蕃社」

...ところどころには... ところどころにはの読み方
中谷宇吉郎「異魚」

...ところどころに芝生の上に影をおとしている... ところどころに芝生の上に影をおとしているの読み方
中谷宇吉郎「郭公のおとずれ」

...ところどころに小さい部落がある程度のものが多い... ところどころに小さい部落がある程度のものが多いの読み方
中谷宇吉郎「荒野の冬」

...ところどころに爆撃の孔に篏木した生々しいあとがあった... ところどころに爆撃の孔に篏木した生々しいあとがあったの読み方
久生十蘭「だいこん」

...ところどころに片寄せられて盛り上つてゐる小石の塊だの... ところどころに片寄せられて盛り上つてゐる小石の塊だのの読み方
堀辰雄「春日遲々」

...ところどころに凹凸があって... ところどころに凹凸があっての読み方
正岡子規「俳句上の京と江戸」

...丘のところどころに... 丘のところどころにの読み方
トオマス・マン　Thomas Mann 実吉捷郎訳「道化者」

...白地の縮緬のところどころに葉を割った紫陽花の模様のソアレを着た真紀子は...
横光利一「旅愁」

「ところどころに」の書き方・書き順

いろんなフォントで「ところどころに」