...すべての料理人は乾いた熟したエンドウ豆やでんぷん質の種は硬水中で煮ても柔らかくできないことを知っている...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...それは種のでんぷんは土地の塩類が多い水の中で完全に可溶性にならないからである...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...だんだん澱粉(でんぷん)が下に沈み...
太宰治 「女生徒」
...人は決して澱粉(でんぷん)蛋白(たんぱく)脂肪(しぼう)だけで生きて行かれるものではない...
寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」
...澱粉(でんぷん)類...
中谷宇吉郎 「「霜柱の研究」について」
...「でもあなた澱粉質(でんぷんしつ)のものには大変功能があるそうですから...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...雪はでんぷんをまきちらしたようにすさまじく吹きあれている...
林芙美子 「美しい犬」
...ラベルには ―― おこめ ―― コーヒー ―― でんぷん ―― でも ひっくりかえしたところで なかには あかや あおの ビーズが はいっているだけ...
ベアトリクス・ポッター Beatrix Potter おおくぼゆう やく 「わるねずふたりぐみのはなし」
...その部には澱粉(でんぷん)を貯(たくわ)え自体の養分となしていること...
牧野富太郎 「植物知識」
...近来(きんらい)は澱粉(でんぷん)製造の会社が設立せられ...
牧野富太郎 「植物知識」
...また地方によりこれから澱粉(でんぷん)を採(と)って食(しょく)しているところがある...
牧野富太郎 「植物知識」
...ジャガ芋の澱粉質(でんぷんしつ)は空気と温度とに逢うと糖分に変ずる...
村井弦斎 「食道楽」
...イーストは醗酵性(はっこうせい)のものでチャスターゼを含むから澱粉(でんぷん)の消化を助けるのと膨脹(ぼうちょう)しているからよく胃液を滲入(しんにゅう)させるのと二つの理由で消化が良いさ」小山「窒素質の食物...
村井弦斎 「食道楽」
...その芽がお米の御主人なので外(ほか)の白い澱粉質(でんぷんしつ)はその芽を養うための食物です...
村井弦斎 「食道楽」
...唾液にて澱粉(でんぷん)を糖分に変化せしめられ...
村井弦斎 「食道楽」
...ちょうど今まで無用視された副腎(ふくじん)が澱粉(でんぷん)消化の大効用ありと知られたようなものだ...
村井弦斎 「食道楽」
...含水炭素とは澱粉(でんぷん)...
村井弦斎 「食道楽」
...または根塊(こんかい)類の澱粉(でんぷん)をすべてカネというのかは問題である...
柳田國男 「食料名彙」
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