例文・使い方一覧でみる「ちぎ」の意味


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...教室の外から我が子の叱られてゐるのを立聞(たちぎき)する...   教室の外から我が子の叱られてゐるのを立聞するの読み方
石川啄木 「足跡」

...体はよし手と足と一つ一つにちぎりとらるるともわたしの心はあなたを離れませぬ...   体はよし手と足と一つ一つにちぎりとらるるともわたしの心はあなたを離れませぬの読み方
伊藤左千夫 「春の潮」

...断(ちぎ)れ断れで思想上の立入った問題には触れなかった...   断れ断れで思想上の立入った問題には触れなかったの読み方
内田魯庵 「最後の大杉」

...高一が、波うちぎわで、ひとつの大きなたるを見つけたことは、まえにいいましたが、近づいて、たるのふたをすこしあけてのぞいてみると、おどろくではありませんか、なかには、見おぼえのある電気鳩がはいっていたのです...   高一が、波うちぎわで、ひとつの大きなたるを見つけたことは、まえにいいましたが、近づいて、たるのふたをすこしあけてのぞいてみると、おどろくではありませんか、なかには、見おぼえのある電気鳩がはいっていたのですの読み方
海野十三 「電気鳩」

...ネクタイやカラーやバンドや靴ひもを引きちぎって...   ネクタイやカラーやバンドや靴ひもを引きちぎっての読み方
大杉栄 「日本脱出記」

...兎のやうな耳朶(みゝたぶ)を拗(ちぎ)れる程引張られるかも知れないて...   兎のやうな耳朶を拗れる程引張られるかも知れないての読み方
薄田泣菫 「茶話」

...お前にもやろう」パンをちぎって投げてやると...   お前にもやろう」パンをちぎって投げてやるとの読み方
高見順 「いやな感じ」

...ずたずた千切(ちぎ)り裂きたいほど...   ずたずた千切り裂きたいほどの読み方
太宰治 「火の鳥」

...乙彦が無心に爪で千切(ちぎ)りとつた痕(あと)まで...   乙彦が無心に爪で千切りとつた痕までの読み方
太宰治 「火の鳥」

...遠慮深くて律義(りちぎ)な君が...   遠慮深くて律義な君がの読み方
太宰治 「未帰還の友に」

...オーソドックスデナイトコロノ痴戯(ちぎ)ノ数々ヲ...   オーソドックスデナイトコロノ痴戯ノ数々ヲの読み方
谷崎潤一郎 「鍵」

...ちぎれ雲の焼酎一杯あほつたせいか...   ちぎれ雲の焼酎一杯あほつたせいかの読み方
種田山頭火 「行乞記」

...この兵馬と深く契(ちぎ)つた女――玉枝殿の母親のお雪殿であつたよ」「――」「五郎次郎の爲に...   この兵馬と深く契つた女――玉枝殿の母親のお雪殿であつたよ」「――」「五郎次郎の爲にの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...あの嫁を喰ひちぎつてやりたい」飢ゑてはゐない隣家の農婦が庭さきで歯ぎしりしてゐた...   あの嫁を喰ひちぎつてやりたい」飢ゑてはゐない隣家の農婦が庭さきで歯ぎしりしてゐたの読み方
原民喜 「火の唇」

...……(次から次とユスラ梅をちぎっては口に入れる)(三好は石に腰かけたままボンヤリそれを見ている...   ……(三好は石に腰かけたままボンヤリそれを見ているの読み方
三好十郎 「好日」

...そして地質のきわめてよい織物の小袿(こうちぎ)を着た元日の紫の女王は...   そして地質のきわめてよい織物の小袿を着た元日の紫の女王はの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...彼らにも不似合いな律儀(りちぎ)さであった...   彼らにも不似合いな律儀さであったの読み方
柳田国男 「木綿以前の事」

...中宮の留守のために裳もつけず袿姿(うちぎすがた)で立っているのは...   中宮の留守のために裳もつけず袿姿で立っているのはの読み方
和辻哲郎 「日本精神史研究」

「ちぎ」の書き方・書き順

いろんなフォントで「ちぎ」

「ちぎ」の英語の意味


ランダム例文:
気味のわるい   捨てばち     

チーズローリングと世界一硬いチーズ

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