...やがて不思議なだらだらした節で...
田山花袋 「蒲団」
...だらだらした面白くもない調子で...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「大ヴォローヂャと小ヴォローヂャ」
...リイタは面白くもない一口噺をだらだらした調子で続けるし...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「大ヴォローヂャと小ヴォローヂャ」
...だらだらした山の新緑が...
徳田秋声 「蒼白い月」
...そして砂地の道を横切ってだらだらした坂をのぼると...
徳田秋声 「仮装人物」
...足場のわるいだらだらした坂を登ると...
徳田秋声 「縮図」
...醉眼朦朧とした顏に醉いどれに附きもののだらだらした微笑を浮かべて...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...だらだらした薄笑いを洩らしたか...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...だらだらしたものが擯斥(ひんせき)される...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...だらだらした没表情のものであるかが解るだろう...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...構成のだらだらしたところを突いて...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...(ルカヌス)(a)だらだらしたのよりは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ぐずぐず・だらだらした・張りのない・言葉である...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...すぐ又前は二間ばかりのだらだらした草叢(くさむら)をもった崖になって...
蘭郁二郎 「鱗粉」
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