...それからさらに頭上の空を染める様な濃紺に変っていった...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「スリーピー・ホローの伝説」
...それから、「この頃は二子(ふたこ)の裏にさえ甲斐機を付ける...
内田魯庵 「二葉亭余談」
...自分は、しばらくしゃがんで、それから、よごれていない個所の雪を両手で掬(すく)い取って、顔を洗いながら泣きました...
太宰治 「人間失格」
...それからどれだけの時が経ったかを知らない...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...それから暫く織部正はいつものように夫人を愛撫したことであったが...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...それから押入の襖を閉め...
豊島与志雄 「白血球」
...やはり五人である! それから彼の目は四着の軍服の上に落ちた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...それから芋と芋とを兩手の平でぶり/\とはがしてやがて俵を立てゝ入れる...
長塚節 「芋掘り」
...それから出直して来ました...
夏目漱石 「野分」
...それから金五郎の裏口へ財布を捨てたりして...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...すると、抱きつぶしてしまうという勢いで、たがいに抱き合い、それからまた、ごろごろと転げまわった...
久生十蘭 「地底獣国」
...それから勿論(もちろん)小麦も搗(つ)いた...
宮沢賢治 「黄いろのトマト」
...それからやつと汽車のつかれで一杯の紅茶を半分しか喫めない婦人とがゐた...
室生犀星 「京洛日記」
...それから後は、この女は自分の生涯が今迄よりひどく面白くなつたやうに思つてゐるのである...
アルベエル・サマン Albert Samain 森林太郎訳 「クサンチス」
...それからなお多くの府県を見渡しても...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...それから盃(さかずき)だけのせた膳(ぜん)...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...それから今夜も、歌原未亡人の容態を監視するつもりか何かで、この病院に居残っているうちに、又も偶然に、俺の夢中遊行を見付けたので、あとからクッ付いて来て様子を見届けているうちに思い付いて、スッカリ計画を立ててしまったのだ...
夢野久作 「一足お先に」
...それから湯を沸かして...
横光利一 「悲しみの代價」
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