...出来るだけ早く自己の生活その物を改善し...
石川啄木 「性急な思想」
...生その物に執着する努力を宗教心と云ふなら...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...自分その物になつてしまつた...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...そんな疑問が推究すれば推究するほど後(あと)から後から後からと生じて終(つい)には文学その物の価値までが危(あぶ)なっかしくなり...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...例の虎御前が届けたであろうところのその物件について...
海野十三 「深夜の市長」
...全然その物語の外に立って...
津田左右吉 「神代史の研究法」
...その物は夜半にジャーンと鳴り響きて海上を過ぎ行くなりけり...
寺田寅彦 「怪異考」
...その物が何であるかは...
戸坂潤 「科学論」
...その物音に耳を澄ましていましたが...
中里介山 「大菩薩峠」
...その物語を聞いてしまうと...
中里介山 「大菩薩峠」
...その物言いは何です...
中里介山 「大菩薩峠」
...ひとえに神社神林その物の存立ばかりが...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...その物の背後に何物があるかと思ふ...
森鴎外 「花子」
...その物凄いセツナイ努力を...
夢野久作 「殺人迷路」
...その物凄い度胸の力……その力に押え付けられるように私は又...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...垢(あか)抜けしすぎたその物腰や口ぶり...
吉川英治 「江戸三国志」
...その物々しい顔を見まわしながら...
吉川英治 「新書太閤記」
...かりにその背広服を、直衣(のうし)か直垂(ひたたれ)にかえ、頭に冠をのせたら、人品すでに、その物である...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
便利!手書き漢字入力検索
