...所詮は長尾(ながお)の僧都(そうず)は申すまでもなく...
芥川龍之介 「邪宗門」
...」「都では僧都(そうず)の御房(ごぼう)一人...
芥川龍之介 「俊寛」
...大僧都(だいそうず)や権僧正(ごんそうじょう)の地位に至った...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...くわしく案内(あない)を致そうずるにて候...
中里介山 「大菩薩峠」
...十六高野山の明遍僧都(みょうへんそうず)は少納言通憲(みちのり)の子であって三論の奥旨を極め...
中里介山 「法然行伝」
...そうずばぬけた活動はしないで...
平林初之輔 「愛読作家についての断片」
...小僧都(そうず)観如上人...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...『宇治拾遺』に永超僧都(そうず)は魚なければ食事せず...
南方熊楠 「十二支考」
...さもそうず同質本の競争劇甚は双方の大損であった昨年猛烈な競争で泥仕合をやった小供相手の全集とか文庫とかいったクダラヌ廉価本などは...
宮武外骨 「一円本流行の害毒と其裏面談」
...僧都(そうず)が源氏の部屋(へや)のほうへ来るらしいのを機会に...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...伯父(おじ)君にあたる横川(よかわ)の僧都(そうず)が帳中に参ってお髪(ぐし)をお切りする時に人々の啼泣(ていきゅう)の声が宮をうずめた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...私がそうずっとつききっていられないあいだあいだはあの方がいてくだすったら安心ができると思います」と女王は良人(おっと)に言った...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...きつい気のする有名な僧都(そうず)とか...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...息子(むすこ)の僧都(そうず)から...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...そうずかは日本語でただ界(さかい)ということであったのを...
柳田國男 「日本の伝説」
...鹿(しし)ヶ谷(たに)の俊寛僧都(しゅんかんそうず)の庵(いおり)に衆会(しゅうえ)のお催しあることと存じまするが...
吉川英治 「親鸞」
...「じゃあいったい少僧都(しょうそうず)は...
吉川英治 「親鸞」
...「範宴少僧都(はんえんしょうそうず)に会いたいことがあって...
吉川英治 「親鸞」
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