...この決心処置は迅速果敢しかも適切敏捷に行なわれナポレオンを嫉視ないし軽視していた諸将を心より敬服せしめるに至った...
石原莞爾 「戦争史大観」
...ちょっと青年時代のナポレオンを彷彿せしめるような顔立ちだ...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「サレーダイン公爵の罪業」
...空間をそのまま受け入れて理解せしめる概念である...
戸坂潤 「性格としての空間」
......
仁科芳雄 「株式會社科學研究所の使命」
...更にそれを實在的他者に歸屬せしめることによつて成立つ客觀的實在世界である...
波多野精一 「時と永遠」
...纒った小遣いをせしめると...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...私の理論を実証主義的であると評せしめるに至つたものゝやうに思はれるから...
平林初之輔 「文学の本質について(二)」
...次の著名な数節をもって明確にアジア的地代論の特徴を髣髴せしめるものがある...
槇村浩 「華厳経と法華経」
...かかる行動によって現実の人口を多少でも減少せしめるものではなく...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...しかしそれは感覚的快楽を絶滅せしめるであろうということには決してならない...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...人間を蒙昧人の怠惰と無神経から文明生活の活動と叡智とに向上せしめるために...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...これが穀物価格を騰貴せしめるのは急速でありかつ著しいであろう...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...他国民の剰余生産物に絶対に依存せしめることとなるのであろう...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...地租は貨物の価格を騰貴せしめる傾向を有たぬ唯一の租税であるから...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...買い難くせしめることにおいてのみ罪があるのではないのです...
柳宗悦 「民藝とは何か」
...または強者に対する被征服者の弱味を聯想せしめる...
吉田絃二郎 「沈黙の扉」
...しかしそれは吾々をしてより少ない労働をもってその生産物を獲得し得せしめるものである...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...労働者の貨幣労賃を騰貴せしめる穀価の騰貴は農業者の利潤の貨幣価値を減少する...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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