...然れども後漢書承宮伝に「過徐盛慮聴経遂請留門下(じよせいろをすぎけいをきくついにこうてもんかにとどまる)」とあり...
芥川龍之介 「念仁波念遠入礼帖」
...世路(せいろ)にほこるいきほひも...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...あるひは又青楼(せいろう)に揺泉樹(えうせんじゆ)の栄(さかえ)をなし...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...清六(せいろく)さん家(く)は...
壺井栄 「二十四の瞳」
...彼らの世禄(せいろく)は依然たり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...蒸籠(せいろ)や種(たね)ものを山のように肩へ載せて...
夏目漱石 「三四郎」
...蒸籠(せいろ)二つを安々とやってのけたのは結構だった...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...古今の傑作『青樓(せいろう)十二時』に寫した...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...と、これらのすべては、前提旅行会社が白い人々に対して発している心得(ノウテス)やらお願い(レクエト)やらだが、そこで、欧羅巴(ヨーロッパ)の旅行団は、このことごとくを承知したうえで、せいろんへ、せいろんへ、せいろんへ、すうつ・けいすの急湍(きゅうたん)が、かあき色膝(ひざ)きりずぼんの大行列が、パス・ポートが、旅人用手形帳(トラヴェラアス・チェッキ)が、もう一度、せいろんへ、せいろんへ、せいろんへ――無作法な笑い声のあいだから妖異(ようい)な諸国語を泡立(あわだ)たせて、みんなひとまず、首府コロンボ港で欧羅巴からの船を捨てた...
牧逸馬 「ヤトラカン・サミ博士の椅子」
...平易より進む方最も普通にしてしかも正路(せいろ)なりと思ふが故に...
正岡子規 「俳諧大要」
...先ず魚へ塩をふりて一時間ほど置き蒸籠(せいろ)または御飯蒸しにて蒸し...
村井弦斎 「食道楽」
...三百石十人扶持の世禄(せいろく)の外に...
森鴎外 「渋江抽斎」
...平井の家は世禄(せいろく)二百石八人扶持なので...
森鴎外 「渋江抽斎」
...彼が生路(せいろ)はおおむね平滑なりしに...
森鴎外 「舞姫」
...これは……」「それは青琅(せいろうかん)の玉と...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...青蝋(せいろう)のようなさらし首...
吉川英治 「江戸三国志」
...腰に兵糧をつけておる」城外に高い井楼(せいろう)を組ませて...
吉川英治 「三国志」
...これらの女性が世路(せいろ)に耐えてきたたたかいも...
吉川英治 「私本太平記」
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