...六度が六度ともこんなかすり傷の様なものしかつけ得なかったとは想像出来ない事だ...
江戸川乱歩 「悪霊」
...すり傷のようなものは?」「ありません...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「予謀殺人」
...ただうしろの座席に乗っかっていた運転手だけが不思議にかすり傷一つ負わなかった...
寺田寅彦 「柿の種」
...ほとんどすべてが銃弾のかすり傷を受けている...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...かすり傷ひとつ負わなかった...
永井隆 「長崎の鐘」
...土足には突傷かすり傷...
中里介山 「大菩薩峠」
...「肩はかすり傷だ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ほんのかすり傷で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...肩は寢卷の上からでほんのかすり傷で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...かすり傷一つこしらへるのも怖ろしくてたまらないのだ...
林芙美子 「雨」
...車はかすり傷だらけ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...ほんのかすり傷だが...
牧逸馬 「双面獣」
...ほんのかすり傷ですもの...
水上滝太郎 「九月一日」
...左腕にかすり傷、肩に突き傷、ほかにもあるらしいが何しろ衣服も血みどろで裸体にしてみなければ判明しない...
吉川英治 「江戸三国志」
...関羽へかすり傷一つ負わせることができなかった...
吉川英治 「三国志」
...手や足にすり傷(きず)をこしらえて血(ち)だらけになっているが...
吉川英治 「神州天馬侠」
...弦之丞自身も数ヵ所のかすり傷をうけた...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...かすり傷ではあるが...
吉川英治 「宮本武蔵」
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