...〔譯〕本然(ほんぜん)の眞己(しんこ)有り...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...普請(ふしん)はもう八分(ぶ)通(どお)りも進行(しんこう)して居(お)り...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...真個(しんこ)天真なる状(さま)見えて言(ことば)を飾るとは思はれざるにぞ...
泉鏡花 「海城発電」
...著者(ちよしや)が地震國(ぢしんこく)の小國民(しようこくみん)に向(むか)つて希望(きぼう)する所(ところ)でない...
今村明恒 「地震の話」
...それを見送り)おしんこか何かとどけてくれると言ったが...
太宰治 「春の枯葉」
...「新妓(しんこ)さん...
徳田秋声 「縮図」
...アイヌの信仰(しんこう)...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...駸々乎(しんしんこ)として西南に向かって長蛇の急坂を下るがごとく運動したるにかかわらず...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...同じ露店の大道商人となるとも自分は髭を生し洋服を着て演舌口調に医学の説明でいかさまの薬を売ろうよりむしろ黙して裏町の縁日(えんにち)にボッタラ焼(やき)をやくか粉細工(しんこざいく)でもこねるであろう...
永井荷風 「日和下駄」
...上粉(じょうしんこ)か...
中里介山 「大菩薩峠」
...村(むら)の御先祖(ごせんぞ)たちの信仰(しんこう)のこもったものだからとか...
新美南吉 「ごんごろ鐘」
...スタスタと新石町(しんこくちょう)の方へ飛んで行くのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...十九になつたばかりの小町娘――上新粉(じやうしんこ)で拵へて色を差したやうな娘を...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...それから返忠(かへりちゆう)をし掛けて遅疑(ちぎ)した弓奉行組(ゆみぶぎやうぐみ)同心小頭(どうしんこがしら)竹上(たけがみ)万太郎は磔(はりつけ)になつた...
森鴎外 「大塩平八郎」
...果心居士(かしんこじ)ではないか...
吉川英治 「神州天馬侠」
...果心居士(かしんこじ)は白髯(はくぜん)につつまれた唇(くちびる)からひそやかに...
吉川英治 「神州天馬侠」
...八神殿(しんでん)の冠桜(かんむりざくら)の下あたりに――竹童(ちくどう)のお師匠(ししょう)さま果心居士(かしんこじ)のすがたが...
吉川英治 「神州天馬侠」
...鞍馬(くらま)の奥(おく)の僧正谷(そうじょうがたに)で果心居士(かしんこじ)にそだてられ...
吉川英治 「神州天馬侠」
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