...われ逡巡(しりごみ)して...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...眩(まぶし)いように後退(しりごみ)して...
泉鏡花 「婦系図」
...どんな試みからも決してしりごみはしないのだ...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...しりごみしていてどうする」検事は...
海野十三 「金属人間」
...大抵の人はしりごみをするさうだが...
薄田泣菫 「独楽園」
...大抵の人はしりごみをするさうだが...
薄田泣菫 「春菜」
...」その男はしりごみするような恰好で...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「オスカー・ブロズキー事件」
...」ボスコウィッチはしりごみするような恰好で...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「オスカー・ブロズキー事件」
...そして臆病そうにしりごみしてる若い男の前に...
豊島与志雄 「溺るるもの」
...剥膳(はげぜん)に向って逡巡(しりごみ)した当時がかえって恥ずかしい気持になった...
夏目漱石 「坑夫」
...しりごみした旧い詩人たちの素朴さ...
宮本百合子 「鉛筆の詩人へ」
...(男又しりごみして頭をさげる)なんだ? どうしてそうペコペコするんだ? (男更に頭をさげる)柴田 (三平に)また...
三好十郎 「廃墟(一幕)」
...しりごみもされるのであるが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...あとの四人は二本松でもしりごみをしたくらいで...
山本周五郎 「いさましい話」
...おどおどとしりごみするところがあった...
山本周五郎 「菊屋敷」
...「こういう出物になると」小田滝三は尊敬のあまりしりごみをして云った...
山本周五郎 「季節のない街」
...しりごみをした伊兵衛...
吉川英治 「江戸三国志」
...だれがしりごみするものか」「さッ...
吉川英治 「神州天馬侠」
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