...われ逡巡(しりごみ)して...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...こればかりは……」古島老刑事はひどく尻込(しりごみ)をする...
海野十三 「四次元漂流」
...大抵の人はしりごみをするさうだが...
薄田泣菫 「独楽園」
...大抵の人はしりごみをするさうだが...
薄田泣菫 「春菜」
...」その男はしりごみするような恰好で...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「オスカー・ブロズキー事件」
...」ボスコウィッチはしりごみするような恰好で...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「オスカー・ブロズキー事件」
...私は兎みたいにしりごみなどはしませんよ...
ロオド・ダンセイニ 菊池寛訳 「兎と亀」
...しりごみなんかしてないよ...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「少年たち」
...進軍ラッパが鳴り響くとしりごみしない歴戦の兵士のように...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 荒木光二郎訳 「フランダースの犬」
...若いのは急にしりごみをしていると...
中里介山 「大菩薩峠」
...逡巡(しりごみ)して復(ま)た居据(ゐすわ)りになつた...
長塚節 「土」
...いかに逡巡(しりごみ)をするほどの汚(きた)ならしいものでも...
夏目漱石 「坑夫」
...剥膳(はげぜん)に向って逡巡(しりごみ)した当時がかえって恥ずかしい気持になった...
夏目漱石 「坑夫」
...部屋の片隅にしりごみしながら...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...おどおどとしりごみするところがあった...
山本周五郎 「菊屋敷」
...しりごみをした伊兵衛...
吉川英治 「江戸三国志」
...紀霊もしりごみしてはいられない...
吉川英治 「三国志」
...やがてドアの方へしりごみして...
リットン Edward George Earle Bulwer-Lytton 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
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