例文・使い方一覧でみる「しゃり」の意味
スポンサーリンク...「いやそれは危くばかな目を見るところであった」とおっしゃりながら... 
鈴木三重吉 「古事記物語」
...ぴしゃりと心の扉を閉ざしてしまった...
太宰治 「天狗」
...ぴしゃりと雨戸を締めて押えた...
田中貢太郎 「南北の東海道四谷怪談」
...旦那（だんな）は能（よ）う讀（よ）まッしゃりますか？ロミオ いかにも……不幸（ふしあはせ）に逢（あ）ふて...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...牛は蠅でも追う気でぴしゃりと尻尾ではたく...
寺田寅彦 「重兵衛さんの一家」
...高野山へ隠れるとかなんとかおっしゃり兼ねないのでございます...
中里介山 「大菩薩峠」
...かねて見覚（みおぼえ）のある家がくしゃりと潰（つぶ）れていたそうである...
夏目漱石 「思い出す事など」
...車力（しゃりき）のおろした書物がいっぱい積んである...
夏目漱石 「三四郎」
...骨が舎利（しゃり）になっても...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...君と少しばかりいっしょに歩こう」「なぜ宿屋へいらっしゃりたくないんですか」と...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...シルバデール公爵がしゃしゃり出て...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...ぐしゃりぐしゃりと筵に落ちて来た...
本庄陸男 「とも喰い」
...「いい気持！」「お母ちゃまもいらっしゃればいいのにねえ」「……お迎えに行こうか」「駄目駄目！ どうせいらっしゃりはしないわよ...
宮本百合子 「海浜一日」
...お会いなすった上で是非貰いたいとお思いなすったら御自分でおっしゃりにくいでしょうから...
村井弦斎 「食道楽」
...――道誉のためには、いかほど、心外な目に遭ったり、弄（もてあそ）ばれたりして来たかしれますまいに」「そうだったなあ」「と、仰っしゃりつつ、またもや彼奴の術（て）に乗るなどは」「案じるな...
吉川英治 「私本太平記」
...ジャリン！ とふたたび鳴っておどる火焔（かえん）の車輪独楽（しゃりんごま）...
吉川英治 「神州天馬侠」
...眠ってござらっしゃります」「それ...
吉川英治 「宮本武蔵」
...よっつのしゃりんがついたばしゃでした...
アンドルー・ラング再話 Andrew Lang 大久保ゆう訳 「シンデレラ」
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